「リースバックなら住み続けられるようだけど、仕組みを分かりやすく教えて欲しい」 「住宅ローンの支払いが厳しくなったのでリースバックを検討している」 と考えていませんか?
当協会の代表・安田は、各局のテレビや雑誌でリースバックについて解説しており、その反響の大きさからリースバックの需要の多さを伺い知ることができます。
このページでは、リースバックについてメリットやデメリット、期間や流れなどを専門家が分かりやすく解説しています。
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この記事は私が監修しています
安田 裕次
全日本任意売却支援協会
代表理事
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- 1.リースバックとは?プロがわかりやすく解説!
- 2.リースバックを利用するのはどんな人?※法人も可能!
- 3.リースバックの6つのメリットとは?
- 4.リースバックの2つのデメリットとは?
- 5.リースバックの審査に必要な2つの条件とは?
- 6.リースバックで抑えておくべき3つのポイントとは?
- 7.ースバックはいつまでにすべき?可能期間を解説!
- 8.リースバック会社を比較するポイント
- 9.リースバックの事例
- 10.リースバックとリバースモゲージの違いを比較
- 11.リースバックの流れ(相談・査定・成立まで)
- 12.リースバックについてよくいただくご質問(Q&A)
1.リースバックとは?プロがわかりやすく解説!
リースバック(セール&リースバック)とは「今住んでいる自宅を一度売却して、そのまま借りて住み続ける」ことです。
言い換えれば、自宅を売却した後、買主が大家さんとなり、その大家さんに家賃を支払うことで住み続ける方法です。
- 【STEP①】自宅を投資家・不動産会社(買主)に売却
- 【STEP②】買主(投資家・不動産会社)が大家となる
- 【STEP③】大家(買主=投資家・不動産会社)に家賃を払って住み続ける
自由に使えるまとまったお金が手に入り、住宅ローンから解放され、住み続けられるというメリットがあります。また、税金の滞納による差し押さえがあっても利用できますので、多くの方が利用しています。より詳しくは「リースバックとは?」でご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
2.リースバックを利用するのはどんな人?※法人も可能!
- 離婚後も住み続けたい
- 子どもの学校区を変えたくない
- 長年住み続けた家や地域を離れたくない
- 老後にゆとりある暮らしをしたい
- 親子間売買を考えている
- 住宅ローンなどを滞納している
- 法人・事業主(店舗、事務所、工場を所有)
「夫と離婚した後、出て行った夫が慰謝料代わりに住宅ローンを支払ってもらう約束でしたが、滞納したらしく銀行から通知が来た。」 「子どもに今のまま学校を通わせてあげたいので、住み続けたいです。」 「高齢の両親のためにリースバックで住み続けさせてあげたいです。」 「ペットがいるので引越しが難しい。なんとか住めないでしょうか?」 このような理由でリースバックを利用される方がいらっしゃいます。
いずれの理由もご相談者にとっては切実なものです。私たちはお一人お一人のご希望をお聞きしてリースバックを進めています。
また、お店や事務所、工場などもリースバックできるため、事業継続のために法人や事業主の方が利用しています。
より詳しくはリースバックがおすすめな人と法人・事業主の方のリースバックでご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
3.リースバックの6つのメリットとは?
- 【メリット①】そのまま住み続けることが可能
- 【メリット②】住宅ローンの返済から解放される
- 【メリット③】固定資産税の支払いがなくなる
- 【メリット④】管理費や修繕積立金の支払いがなくなる
- 【メリット⑤】将来、買い戻すことが可能
- 【メリット⑥】役所から差し押さえされていても実施できる
今の家に住み続けることができることがメリットであり、リースバックの特徴です。 このほかには、月々の支払いや固定資産税に関する経済的なメリットがあります。リースバックの後は直接支払う義務はなくなります。
より詳しくはリースバックのメリットでご案内しておりますので、合わせて確認してみてください。
4.リースバックの2つのデメリットとは?
- 【デメリット①】自宅の名義・所有権が変わる
- 【デメリット②】家賃が発生する
リースバックにはデメリットもあります。 1つは、これまでの所有者(名義人)でしたら、リースバック後は、所有者が買取った不動産会社に変わります。 言い換えると、子供の将来のための資産ではなくなるということです。 ただし、買い戻すこともできます。 それから、住み続けるためには、家賃を支払う必要があります。
より詳しくは「リースバック5つのデメリット」でご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
5.リースバックの審査に必要な2つの条件とは?
- 【条件①】安定した収入があること
- 【条件②】名義人すべての同意が必要
リースバックは無条件でできるわけではありません。 毎月家賃を支払うわけですので、それができるように、正社員はもちろん、派遣、パート、年金など、安定した収入があることは必須です。 それから、共有名義の場合は、他の全ての共有者からの同意が必要です。
より詳しくは「リースバックに必要な条件」でご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
6.リースバックで抑えておくべき3つのポイントとは?
- 【ポイント①】いくらで売却できるか
- 【ポイント②】いくらの家賃で合意できるか
- 【ポイント③】いくらで買戻しが出来るのか
この3つがリースバックで抑えておくべきポイントです。 リースバックをするには、家の売り手と買い手の双方にとって良い条件になるかどうかがポイントです。 売り手はできるだけ「高く買ってほしい」ですが、買い手は「費用を回収したい」と考えます。 また、売却金額で住宅ローンを完済できない場合は、貸し手の金融機関からの金額の提示もあります。 実際には市場価格・相場よりも安い金額で落ち着きます。
より詳しくは「知っておくべきポイント」でご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
7.リースバックはいつまでにすべき?可能期間を解説!
住宅ローンの滞納をしていてリースバックをする場合は、いつまでに相談すればいいでしょうか?
- ①滞納1~3ケ月
- ②滞納4~6ケ月
- ③代位弁済
- ④競売開始決定
- ⑤競売入札決定
滞納してしまってからはできるだけ早い段階が望ましいです。 リースバックをするには、家の査定や債権者との交渉、家を売るための販売活動が必要だからです。
なお、滞納をしていない方や完済している方は、いつまでにすべきという期間はありません。
より詳しくは「リースバック可能期間」でご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
8.リースバック会社を比較するポイント
- 【比較のポイント①】協力してくれる投資家とのつながりが多い
- 【比較のポイント②】知識と解決実績の多い専門家
- 【比較のポイント③】メディア露出など社会的な信用度が高い
比較のポイントは3つあります。 できるだけ早くリースバックして競売を回避するには、任意売却など関わる仕組みを理解した上で協力してくれる不動産会社や投資家などとつながりが不可欠です。 繋がりの多さサイトを見ただけではなかなか分かりませんが、解決実績が豊富なことは、その1つの目安です。 メディア露出や出版などをしている場合は、社会的な信用度が高くなります。多くの人からの評価されるため、しっかりとした対応をしてくれます。
より詳しくはこちらの「リースバックのスペシャリスト」でご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
9.リースバックの事例
当協会では関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)や関西(大阪、兵庫、京都、奈良)をはじめ、全国でのリースバックに対応してきました。
例えば、 「離婚後も今の家に住み続けたい」 「引っ越しで子どもの学校区を変えたくない」 「長年住み続けているので、今の家を離れたくない」 「定年退職後は、余裕のある暮らしをしたい」 「今の家を親子間売買したいと思っている」 「住宅ローンをはじめ、いろいろな支払いを滞納している」 「減収し、子どもの進学費用が負担になった」 「共同経営者が去り、取引先も倒産した」 「工場兼自宅のリースバックを断られた」 など、利用される動機は様々で、その解決方法も様々です。
ご相談のきっかけや背景、解決までの流れは「具体的な事例を見る」でご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
10.リースバックとリバースモゲージの違いを比較
両方ともどちらも自宅に住み続けながら、現金を受け取る方法です。
- 不動産(建物や土地)を不動産会社に買ってもらい、その会社と賃貸借契約を結んで住み続ける方法
- 金融機関などが不動産を担保に融資し、所有者が死去したらそのまま売却して回収する方法
具体的な比較ポイントは次の通りです
項目 | リースバック | リバースモゲージ |
---|---|---|
対象 | 個人・法人 | 個人のみ |
受け取るお金 | 売却代金 ※不動産の売却 | 融資 ※不動産担保ローン |
対象物件 | 一戸建て、マンション、事業所 (事務所、店舗、工場など) | 一戸建て ※金融機関により異なる |
不動産の名義 | 投資家 | 変更なし |
年齢 | 制限ナシ | 制限あり ※金融機関により異なる |
収入 | 制限ナシ | 制限あり ※金融機関により異なる |
保証人 | 不要 | 必要 ※金融機関により異なる |
支払い方法 | 家賃 (近隣相場などを反映) | 金利のみ(月々の返済) ※相続発生時に一括で返済 |
このような違いから、それぞれ、次のような人に向いています。
- 早く現金がほしい人
- 相続問題を避けたい人
- 住宅ローンが残っている人
- 固定資産税・マンションの管理費の支払いが負担と感じている人
- 店舗、事務所、工場などを所有している人
- 所有権(名義)は変更したくない人
- リフォームして住み続けたい人
- 年金のように毎月一定額がほしい人
- 月々の負担を軽くしたい人
それぞれリスクもデメリットもありますので、こうしたことを把握した上で、利用するようにしてみて下さい。
11.リースバックの流れ(相談・査定・成立まで)
- お電話/メールでのご相談受付
- 個別面談
- ご自宅の査定
- 債権者交渉、販売活動
- リースバックの成立
当協会では、このような流れで行っております。ご相談は無料です。
住宅ローンの返済が困難になった場合でも、そのまま住み続けることが可能です。 「住宅ローンを払えないから無理だ」と諦める前にまずご相談ください。 他社で「リースバックはできません」と言われたご相談者がリースバックを利用して住み続けている事例がたくさんあります。
また、税金の滞納による差し押さえがある場合でも、リースバックを行うことは可能です。 私たちが、税務署や市役所と話し合いをして差し押さえの解除手続きをします。
事務所や店舗、工場を持つ事業主の方からのご相談も多いです。
より詳しくはこちらの「リースバックご相談の流れ」でご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
12.リースバックについてよくいただくご質問(Q&A)
リースバックについてよくいただくご質問についてご案内いたします。
Q.ハウスリースバックをして後悔することはありませんか?
A.デメリットを把握していないと後悔してしまうことがあります。 このページでご案内しているデメリットは把握しておいてください。
また、賃貸契約をしっかりと読むようにしてください。 例えば、更新料がかかるのか?家賃変更があるのか?修理や補修はどうか?といったことです。
Q.リースバックしたけど家賃が払えなくなった場合はどうしたらいいですか?
A.この場合は、通常の賃貸契約と同じく、退去・引越しが必要です。 家賃を滞納して2~3ヶ月で退去の連絡が来ることが多いです。 なお、この場合、買い戻すことができなくなります。 事前に支払い可能かどうか、投資家との話し合い十分にしておいて下さい。
Q.リースバックの審査に落ちたらどうしたらいいですか?
A.基本的には、安定した収入があることがあれば利用できます。このほか、投資家が独自に定めている条件があり、満たしていないと審査に落ちることはあります。 当協会では、他所で断られてしまった場合でも、当協会にご依頼いただいて解決できた事例はありますので、諦めずにご相談ください。
その他のご質問は「リースバックよく頂く質問」でご案内しておりますので、合わせてご確認ください。
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