ゴミ屋敷の問題解決
一般社団法人 全日本任意売却支援協会は、
年間1,500件以上の問題を解決しています。
ゴミや家具が大量にあるゴミ屋敷。
売るに売れない不動産の問題を解決します。
「ゴミ屋敷」のトラブルは、当の本人(居住者)はもちろん悩んでいますが、それ以上に頭を悩ませているのが行政機関の方々、ご家族や近隣の方々です。
特に行政機関のご担当者は、何度もお宅を訪問するも居住者ご本人は何もする気がなかったり、意固地になってしまうと、かえって問題が難しくなります。やがて八方ふさがりになり、どうしようもない・・・となってしまいます。
だから、私たちは行政機関のご担当者様と協力してゴミ屋敷の問題を解決します。
実際に当協会は、「売るに売れない」「こんな状況でもなんとかなるの?」というご相談を何度も受けてきました。
目次
ゴミ屋敷の売却
当協会は、ゴミや家具の撤去~不動産の売却までワンストップで対応します。
そのため、色々なところに連絡する煩わしさはありません。当協会にご連絡いただきましたら、専門のスタッフが最初から最後まですべて対応しますので、任せっきりでも問題ありません。
当たり前ですが、売却代金を居住者の方に受け取っていただき、負担なく新しい生活をスタートしていただけます。
予算の確保は不要です
ゴミ屋敷と言えど、その問題解決に際しては特に予算を確保していただく必要はありません。
ゴミの処分、家の売却にかかる費用は、その家の売却金額からお支払いしていただきます。つまり売主(=居住者)からお支払いただくということです。
それらの費用の算出、配分もすべて私たちが行いますのでご安心ください。
必要なものだけを持って引越しすればOK
居住者の方は、時間とお金をかけてゴミを処分したり、引越しの準備をする必要はまったくありません。必要なものだけを持って引越しするだけでOKです。
心機一転、新居で暮らしていただくことができます。
あとは私たちにすべて任せっきりで大丈夫です。
固定資産税の清算も可能
ゴミ屋敷化した居住者の方々は、ゴミの問題と同時に固定資産税や住民税を滞納しているというケースが少なくありません。
家の売却が成功すれば、ゴミ問題の解決とともに、売買代金から固定資産税や住民税を支払うことができるので、それらの回収にも効果があります。また、社会保険料その他の税金の清算も可能です。
私たちが目指しているのは、「ゴミ問題の解決+税金未納問題の解決」です。
お悩みベスト3
そんな中、私たちは次のようなお悩みを抱えている方々の問題を解決しております。
1.「早くなんとかしたい!」
2.「売れるわけない・・・。」
3.「次の生活が不安・・・。」
これらのお悩みは、一般的には放置されていることがほとんどであり、また、多くの行政機関のご担当者様も頭を抱えていらっしゃいます。このままでは皆が不幸になるだけなのです。
当協会3つの強み
当協会は次の3つの強みを生かしてゴミ屋敷の問題を解決します。
1.ゴミや家具などの不用品はそのままでOKです。当協会が処分します。
2.住宅ローンが残っていても大丈夫。
3.最短3日で問題解決できます。
私たちは、問題を抱えている不動産を扱う専門機関です。年間1,500件以上のあらゆる不動産トラブルを専門的に解決しております。
ゴミ屋敷問題はについては、上記3つの強みを活かしてスピード解決を目指します。必要なものだけを引越し先に持っていけば、それで大丈夫です。
まずは、状況をお聞かせください。「できること、できないこと」を一緒に考えてまいります。
ゴミ屋敷の解決事例
ここでは実際に当協会で解決した例をご紹介します。
解決事例1
『離婚をきっかけにゴミ屋敷に・・・』
東京都練馬区/吉田大輔さん(仮名・56歳)
吉田さんは就職を機に上京されました。ご結婚され、お子さん2人にも恵まれてマイホームを購入。順風満帆な毎日でした。
しかし、吉田さんは若い頃からのギャンブルを止めることができず、いろいろなところから借金を重ね、そのうち住宅ローンを滞納。とうとう金融機関から競売の通知が来てしまいました。
夫婦関係は悪化、離婚することを前提にマイホームの売却を進めることになりました。先に吉田さんは家を出て別居をすることになり、自宅には奥様とお子さん達が残りました。
すると、自暴自棄になった奥様は部屋の片付けを全くしなくなり、物やゴミが床に散乱。売却することにも協力しなくなりました。
このまま売却が進まなければ競売になってしまいます。
そこで、私たちは奥様の気持ちをしっかりと聞くことにしました。とにかく聞きました。すると奥様は「引越しなければないけないことは分かってます。でも、どうなるか分からないので不安なんです。」とのこと。私たちは、『何もせず競売になる場合』と『今、動いて売却した場合』の、それぞれのメリットとデメリットをしっかりとお話しました。
奥様は、引越しを決心しました。後で聞いたところ、奥様は話を聞いて欲しかったようです。一方的に引越ししろと言われているような感覚になったため、かえって何もしたくなくなったようです。
ただし、ご自宅は“ゴミ屋敷”の状態です。ゆっくりとしていられません。
私達はこうなることをある程度想定していたので先行して販売活動をしていました。このままの状態で購入してくれる希望者は見つけてあります。
そして競売の開札日の7日前に契約を完了し、2日前に引越しも完了。無事に競売を回避できました。
後日、吉田さんに奥様達の状況をお聞きすると、「みんな競売を回避できて本当に喜んでいます。引越し先も近くに良い所が見つかったので、子供達も環境を変えることなく学校に行けています。」との事でした。
解決事例2
『介護、離婚、子どもの通院が重なって・・・』
神奈川県藤沢市/島本郁夫さん(仮名・51歳)
島本さん(仮名)は、同居していたお父さんが寝たきりとなり、経済的な負担とともに、ご家族の精神的・体力的な負担がかかるようになりました。島本さんは仕事の合間を縫って介護していましたが、奥様も手伝わざるを得ない状況です。
そんな状況が数年続いた後、なんと奥さんの浮気が発覚。島本さんが問い詰めると、奥さんは開き直ったかのように毎日荒れました。
娘さんは、そんな毎日にまいってしまい精神疾患に。奥さんは逃げるように家を出ました。
島本さんは、仕事をしながらお父さんの介護、奥さんとの離婚問題、娘さんの通院が重なり、とても家の掃除・片づけをしている暇はありません。そして、とうとう家はゴミで溢れ、庭までゴミが溢れるようになっていました。
また金銭面においては、介護費用、裁判費用、娘さんの医療費と負担が増え、とうとう住宅ローンが返済できなくなりました。
その後、裁判所から競売の通知が届くと、島本さんは「このまま何もせず競売になることは絶対に後悔する」と思い、任意売却で解決しようと相談に来られました。
島本さんは疲れ果てた顔で、「家の中も外もゴミが散らかっているんです。それでも任意売却はできるのですか?」とお話されました。
私達はすぐにお家を見に行きました。そこは想像をはるかに超える状態でした。大量のゴミでドアが開けられないほどで、かろうじて見えている床をたどって各部屋になんとか行けるほど・・・。
この状態では一般の人は購入しません。そこで私たちはすぐさま買い取りが可能であろう不動産会社を数社ピックアップして、ゴミの処分もしてくれるか確認。その中から3社が購入すると手を挙げてくれたので、さらにそこから島本さんと協議して1社に絞り込みました。
その結果、売買金額から処分費用を差し引くと島本さんには200万円ほど残ることになりました。これで引越しも十分にできます。
一通り終わったあと島本さんはこうお話されました。「あそこであきらめなくて良かった・・・。一時は自殺も考えたけど、娘のことを考えるとまだまだやらないといけないと頑張れました。父の介護はまだ続きますし離婚問題もまだ続きます。でも娘の容体が良くなってきたのがすごくすごくうれしくて毎日前向きに生きてます!」
解決事例3
『父親が一人でゴミ屋敷に住んでいて・・・』
大阪市住吉区/木下由美さん(仮名・43歳)
木下さんは結婚後、実家の大阪を離れて福岡で暮らしていました。ご主人、お子さん2人と幸せに暮らしていたところ、実家のお父さんから電話がありました。
「母さんが病院に運ばれた・・・」
それからおよそ2カ月後、残念ながらお母さんは亡くなりました。
それから木下さんは、時間があれば実家に向かい、ひとりで暮らしているお父さんの様子を確認していました。行く度に掃除をしていたものの、半年ほど行かない期間があるとゴミがかなり散乱するようになりました。さらに、ひとりの寂しさを紛らわせるためか、缶ビールの空き缶も目立ちます。
そして、一年も期間が空くと、もう手が付けられないほどの散乱状態になっています。ゴミ屋敷の状態です。郵便物は封も開けずに散らばっています。
固定資産税や住民税の納付書も開けていません。案の定、税金はもう2年以上支払っていないということでした。
そこで、お父さんの今後を考えた木下さんは「そもそも、父ひとりだと実家は広すぎます。実家を売ったらお金ができるし、1DKくらいのアパートに引っ越せば片付けもラクになると思います。」とご相談に来られました。
私たちはすぐに木下さんとともに大阪のご実家に向かい、お父さんと話し合いました。今の状況と今後についてしっかりと話し合い、メリット・デメリットをお伝えした結果、お父さんは「そのとおりだな」と納得され、引越しを決意されました。
おそらく、お父さんに一方的に引越しすることを求めていたら、お父さんは意固地になって塞ぎ込んでいたと思います。木下さんと一緒にお父さんの希望を聞いたうえで、今後についてしっかりと話したことが功を奏しました。
その後のお父さんは、家の売却代金がある程度入ってきたこともあり、また、ちょうど良い広さのアパートに住んでいるので余裕をもって暮らしているそうです。