会社の買収で肉体も精神もボロボロ。家族の絆で高値売却と子どもの受験終了…
高橋仁 (仮名)様 50歳 会社員
相談者 | 石村裕美子(仮名)様 |
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年齢 | 41歳 |
職業 | パート |
家族 | 夫(43歳)、娘(14歳) |
住所 | 神戸市灘区 |
離婚する予定なので、その前に任意売却をして綺麗にしておきたい。
神戸市灘区のマンションにお住まいの石村さん。JR六甲道駅から徒歩で約5分という好立地です。
住宅ローンの支払いが厳しくなったのは、ご主人がお仕事を辞めたことから始まりました。外資系の企業の営業部でお勤めされていたご主人、成績が良いときは高い給料ですが、悪くなると一転して安くなります。それに嫌気をさして会社を辞めると、そのまま定職に就くことなく今に至ります。
石村さんは、そんなご主人とは毎日のように喧嘩が絶えなかったとのことでした。
将来について何回か話し合いをした結果、離婚することに・・・。石村さんは、離婚の前に自宅をなんとかしようとご相談に来られました。
石村さんは「とにかく家を処分したいです。でも、住宅ローンを半年分も滞納しているので任意売却をするしかないと思います。」とのこと。ご主人も、もうどうすることもできないということで任意売却に同意しました。
すぐさま事実確認をしたところ、すでに代位弁済がなされていたため、銀行に連絡して任意売却を申し出ました。
販売活動を開始してから約1週間後、六甲道という非常に人気があるエリアのマンションなので、すぐに買い手は見つかり、任意売却が成立しました。
その後、離婚され、それぞれの道を進まれました。
住宅ローンが払えなくなった時はパニックになりました。正直なところ、すべてから逃げて子供と実家に帰ろうかとも思いましたが、「立つ鳥跡を濁さず」という言葉にもある通り、綺麗にしてから離婚しようと決めました。
無気力になっていた主人に期待することはできなかったので、私がなんとかしようと相談に行きました。担当の新井さんは、こちらの事情を汲み取ってくれてすぐに行動を開始してくれて助かりました。
後からわかったのですが、相談に行くのが後1ヶ月遅かったら競売に進んでいたようです。
新井さん、ありがとうございました。
今回は、競売が申し立てられる直前でした。そのため、すぐに銀行に連絡して任意売却で行くことで合意が取れて良かったです。
立地面が良かったことも幸いでしたが、石村さんには内覧時の立ち会いなどにも積極的にご協力いただけたことも大きな最高要因でした。
やはり任意売却は、ご相談者と私たちの二人三脚です。一緒に解決に向けて協力することが成功の秘訣でもありますね。
石村さん、お疲れ様でした。