上司のパワハラでうつ病になり、家族にDV。家族も仕事も失い、生活保護を…
田沼 健一 (仮名)様 44歳 無職
相談者 | 浦江大祐(仮名)様 |
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年齢 | 42歳 |
職業 | 会社員(製造業) |
家族 | 妻、子1人 |
住所 | 東京都大田区 |
離婚した後、妻と子どもをリースバックで住ませてあげたい
浦江さんは10年前、大田区大森町のマンションを購入。その当時は共働きだったので十分に返済していけると思い3,200万円の住宅ローンを組みました。
しかし、5年前に浦江さんが転職すると収入が3分の2に・・・。それでも共働きならまだまだ無理なく住宅ローンを返済できる状況です。
その後、子どもが小学校の高学年になると学習塾に通い始め、次第に出費が大きくなりました。浦江さんは何とか工面しようと消費者金融で20万円を借りました。ここから一気に家計が火車に・・・。
というのも、浦江さんは元々ギャンブルが好きで、お小遣いの範囲内で楽しんでいましたが、家計が苦しくなってもやめられず消費者金融で借りたお金もギャンブルに使ってしまいました。
奥さんはそれを何度も注意しましたが、どうしてもやめられず・・・離婚を決意。浦江さんは自分に責任を感じていたので離婚を受け入れ出て行くことになりました。
その際、住宅ローンの返済は続けると約束したものの、賃貸マンションの家賃を支払いながら住宅ローンを返済するのは無理になり滞納・・・。銀行から「一括弁済」の通知が届きました。
このままでは、「元奥様に申し訳ない」「子どものためになんとかしたい」という気持ちから任意売却をしたいとご相談に来られました。
浦江さんの家は東京都内にあり、任意売却をすることは可能です。ただ、浦江さんは「子どものために、そのまま住ませてあげたい」とおっしゃっていましたので、任意売却をしてもそのまま住めるようにリースバックを提案しました。
やはり東京都内は投資家にとって魅力的なので、比較的早い段階でリースバックができると判断できました。唯一「家賃をいくらにするか」が問題です。
元奥様が出せるのは月々4万円です。一方、浦江さんは月々5万円なら出せるということなので、9万円の家賃でリースバックができる投資家を募集しました。
借入先の銀行と何度も調整して、投資家には浦江さんの事情・気持ちを伝えて、なんとかリースバックが成立しました。私たちの「粘り勝ち」となりました。
自分の責任だったとはいえ、どうしたら良いのか分からずにいました。まさか、そのまま住み続けられるようになるなんて思っていなかったので、リースバックが決まったと連絡が来たときはホッと一安心できました。
そもそも任意売却ということも全く知らなかったにもかかわらず、一からゆっくりと説明してくれた小野さんには本当に感謝します。ありがとうございました。
浦江さんのように、「離婚の後にそのままお子さんたちを住ませてあげたい」というご希望はよくいただきます。また、住宅ローンと家賃の二重払いに耐えられず途方に暮れる方は珍しくありません。
しかし、あきらめる必要はありません。任意売却をすればそのまま住み続けられるようになる可能性がぐっと高まるのです。
浦江さんの場合、幸い、競売を申し立てられる前でしたので、家賃の調整などが十分に行えました。
同じ状況にある方は、ぜひお早めにご相談ください。早ければ早いほど、調整する時間がありますので、より安心してリースバックができますよ。