地主の家系だったが、経営が悪化し父が税金を滞納。相続税もふりかかる可能…
斎藤敬(仮名)様 66 歳 自営業
相談者 | 小林奏太(仮名)様 |
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年齢 | 39歳 |
職業 | 無職 |
家族 | なし |
住所 | 東京都江戸川区 |
任意売却をしてワンルームマンションにでも引越しがしたい。
東京都江戸川区にあるご実家を相続された小林さん。元々は都内の会社に勤めていましたが、ご自分でインターネット事業をしようと実家を担保にして400万円を借り入れました。
結果は失敗。400万円の借金だけが残りました。すでに会社を辞めていたため返済する術がありません。1年後には競売にかけられてしまいました。
このままでは住むところも失ってしまうと危機感を覚えた小林さんは、なんとかならないかと当協会にお電話をいただきました。
ご希望は「安い賃貸マンションに引越しがしたい。この家は任意売却をしてきれいに借金を返したい。」ということでした。
時間的な余裕がない状況でしたので、すぐに借入先の金融機関に電話連絡しました。また、固定資産税も100万円近く滞納していたので、都税事務所に行き税金の清算についても調整しました。
任意売却が完了した結果、小林さんの手元には350万円ほどの現金が残りました。小林さんはこれを元に新しい生活を始めるとのこと。再就職も決まり、この問題は終わりました。
正直なところ、甘い考えでインターネットビジネスを始めました。まさか全く儲からずに失敗するとは・・・自分にがっかりしました。実家については、亡くなった親には申し訳ないですが、かなり古くなってきたこともあり売ることにしました。
小野さんは同年代だったこともあり、色々とお話を聞いてもらって精神的にも助けられました。
小林さんの場合、借入額400万円と固定資産税の滞納分100万円でしたので、すぐに動けば充分に任意売却ができると算段できました。小林さんと最後まで調整したのは“いくらで売るか”です。
高く売れればもちろん良いのですが、タイムリミットが迫っている中でのギリギリでの決断になりました。結果、350万円もお手元に残せて良かったです。再就職も決まり、人生これからですね。頑張ってください!