給与の引き下げと母のガン治療が重なり住宅ローンの支払いが厳しい。前妻の…
石橋 康人 (仮名)様 56歳 会社員
相談者 | 鏡 一太 (仮名)様 |
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年齢 | 45歳 |
職業 | IT |
家族 | 妻(40歳)、息子(10歳)、娘(5歳) |
住所 | 東京都足立区 |
相続をした土地を有効活用したい。「売却」だけではなくて、様々な選択肢の中で、最もメリットのある方法を教えて欲しい。また、もし売却だとしたら、税金関係等で自分が損をしない方法や、誰にいくらで売却したら良いのかを教えて欲しい。
鏡さんは、東京都に住む45歳のIT企業にお勤めのサラリーマン。
親から相続した土地を、東京、埼玉、伊豆に持っており、このうち相続した東京の一戸建てに住んでいました。相続した当初は、埼玉と伊豆の物件の有効活用を考えて、10年ほど固定資産税を支払ってきたのですが、これが徐々に重荷になってきておりました。
ただ、伊豆は別荘として、たまに利用していたので、これをすぐ売った方が良いのか、あるいは貸した方が良いのかを非常に悩んでいらっしゃいました。
インターネットで色々と調べているうちに、当協会のページに自分の境遇に近い事例を見つけ、すぐにご相談をくださったそうです。
よくよくお話を聞くと、やはり、埼玉の土地に関しては全く使っていないので、これに関してはすぐに売却する形で進めていくご提案を致しました。住んでいない相続の土地の売却ということで、税理士さんともしっかりと連携を取りながら、地元で建売を営んでいる不動産会社へ売却が出来ました。
一方、伊豆の方は、鏡さんの将来設計の先に、老後に移り住んでも良いという気持ちがあったので、そのお気持ちを尊重させてもらい、売却ではなく賃貸という形で進めることになりました。
折よく、伊豆に会社の保養所を探していた企業さんがいらっしゃいまして、とりあえず3年の定期賃貸借契約という形で、貸し出すことになりました。
他の不動産会社にご相談をしたところ、売却一辺倒のご提案しか頂けず、本当にそれが良いのかと不安に思っておりました。
今回ご相談をして、売却と賃貸と分けてご提案をして頂けたので、本当にお任せしてよかったです。特に、伊豆は賃貸の中でも期限付きの定期賃貸借契約になったという点が、本当に気に入っております。普通賃貸借では、借主が尊重されていてなかなか契約が切れないと聞いたことがあり、いざ自分たちが使いたいときに使えないのではと不安に思っていましたが、この不安もバッチリ消していただいて、本当に目の前が明るくなりました。
鏡さんが一番何を目的としていらっしゃるかということを念頭にお話を進めてさせてもらいました。ご相談当初から、「売却だけではない」というお言葉を何度もおっしゃっていたので、逆にそのあたりがポイントであろうと考えて、売却以外のところのご提案をさせて頂きました。
一度、伊豆の別荘に一緒に同行させて頂きましたが、とても綺麗にしていらっしゃったので、私も何とかしたいと思い、ご提案させて頂きました。結論として、何とかご希望に沿う形になりましたので、本当に良かったなと思います。