離婚後、ギャンブルをやめることができず、カードローンの借金がかさばり、…
森井靖(仮名)様 48歳 契約社員
相談者 | 北村康二(仮名)様 |
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年齢 | 39歳 |
職業 | 会社員 |
家族 | 妻、子2人 |
住所 | 横浜市都筑区 |
任意売却をして引越しをさせてあげたい。
当協会に来られた北田さんの相談内容は「両親が住んでいるマンションが競売にかけられました。なんとか任意売却してあげてほしいです」ということでした。
ご両親は、長年の間、横浜市都筑区のセンター北駅の近くのマンションにお住まいでした。
しかし、北田さんが知らない間に、ご両親は約3年間もマンションの管理費と修繕積立金を滞納していたのです。そのため、マンションの管理組合から競売を申し立てられました。
実は、住宅ローンの滞納が原因ではなく、管理費や修繕積立金の滞納による競売のご相談は多くあります。特に年金暮らしの方々の場合、こういった毎月の支払いは決して楽ではなく、また、安易に「大丈夫だろう」と考えて滞納が続くケースが後を絶ちません。
相談を受けてから私たちは、ご両親としっかりと話し合いをした上、管理組合の担当弁護士に会い、任意売却をする旨を伝えました。
その弁護士からは「滞納している管理費を全額払ってくれるなら、任意売却をしても良いですよ」との承諾を得たので、販売活動を開始。
およそ1ヶ月後には無事に任意売却が完了。滞納していた管理費もすべて支払うことができ、売却資金でお引越しも済まされました。
ある日突然、親から「家を取られる・・・助けてくれ」と言われた時は正直どうしたら良いのかわかりませんでした。
私にも子供がいるので、突然大金を用意することもできません。必死に調べたところ、こういったケースでも任意売却ができるということを知り相談に行きました。
できれば、両親には住み続けさせてあげたかったのですが、また滞納したら大変ですので、公団住宅に引越しをしてもらいました。
結果的に、マンションを売ったお金が入ってきたので、両親としてもかなり助かったようです。
知らない間にご両親がお金に困っていて、持ち家が競売になってしまうケースは少なくありません。
特にマンションの場合は、住宅ローンをすべて支払い終えたとしても、固定資産税はもちろんのこと、管理費や修繕積立金を毎月支払わなければなりません。
特に年金だけが頼りの方々にとっては、重くのしかかってきます。
北村さんのご両親のように、任意売却ができれば、滞納していた管理費等を清算した上、売却したお金が手元に残ります。
それによって生活を組み立て直すこともできますので、不安になった時点で早めにご相談ください。