長男の大学進学費用とボーナスがなくなったため、ボーナス払いができなくな…
原田賢吾(仮名)様 48歳 会社員
相談者 | 鈴木 惠(仮名) |
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年齢 | 29歳 |
職業 | 会社員 |
家族 | 父(54歳)、母(52歳) |
住所 | 東京都港区 |
室内のゴミや不用品をそのままで、債務が残らないように売却したい
「両親の住むマンションが、ゴミと不良品だらけになっている。住宅ローンも残っているし、何とかなりませんか」
鈴木惠さん(仮名)から、こんなご相談メールを頂きました。
すぐに面談のお約束をして、翌日に当協会にお越し頂きました。
恵さんが言うには、
父親の真司郎さんは、働いてた会社をリストラになり自暴自棄に。生活費や住宅ローンの支払いのために取っておいたお金にまで手を付け、ギャンブルをするようになったそうです。
一方、母親である富美子さんは、看護師としてコロナ病棟で日々、懸命に働いていましたが、やがて疲れから富美子さん自身も体調を崩してしまい、お部屋が片付けられなくなってしまったそうです。
やがて住宅ローンも滞り、裁判所から競売開始決定の連絡があって、ようやく惠さんに相談が来たそうです。
相談された恵さんも、まさか実家が競売に掛かるとは思ってなく相当びっくりしたそうです。
面談後、恵さんと一緒にご実家にお伺いさせて頂きましたが、室内には空のペットボトルや生ごみ、カップラーメンの容器等が散乱している状態でした。
また、マンションの管理費も滞納しており、さらに税金まで支払えておらず自宅に差押が入っている状況でした。
そんな中で、惠さんたちのご希望は、「室内のゴミや不用品をそのままで、債務が残らないように売却したい」というのものでした。
私たちの方ですぐに、任意売却にて販売活動を開始。
駅から徒歩5分圏内という立地条件に恵まれてはいましたが、ゴミが溢れる室内状況がネックとなり、幾度も断られました。
また、申し込みが入っても、厳しい金額交渉を受けるなど非常に苦戦する状況が続き、競売の入札期日が迫っていました。
しかし、なんとか競売期日を目前にして買主を見つけることが出来、解決することが出来ました。
住宅ローン、室内の清掃と不用品の処理、税金差押解除、管理費等の滞納、すべてを奇麗にすることが出来て、鈴木さんたちも非常に喜んでいました。
室内状況がいわゆるゴミ屋敷で、競売にもなっていたので、正直諦めていました。
でも、担当の康原さんが「大丈夫です」と何度も言っていただいて、その言葉だけを支えに、両親の重たい尻を叩いてきた感じです。
ギャンブル漬けの父も今は反省し、新しい住まいで再出発をしようとしています。
無事解決できて、本当に感謝しています。
頼れる娘さんの存在が大きかったと思います。競売になると自暴自棄になり、どうでも良いと思ってしまう方は非常に多いです。しかし、鈴木さんのように、競売に掛かっていても、何とか解決することは可能です。
やれることは全て行動し、1日も早く解決できることに全力を尽くして参ります。