店の売り上げが下がり、住宅ローン、固定資産税、消費税などが払えなくなっ…
竹村彰宏(仮名)様 52歳 自営業
相談者 | 須本浩平(仮名)様 |
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年齢 | 48歳 |
職業 | 自営業(建築関係) |
家族 | 妻、娘1人(大学生) |
住所 | 横浜市緑区 |
早く任意売却で解決したい。
横浜市緑区の分譲マンションにお住いだった須本さん。数年前から須本さんは海外へ出張に行くようになり、長期間、家を留守にするようになりました。
また、大学生の娘さんが海外留学に行き、奥さんもそれに帯同。そのため、数ヶ月間もの間、誰も緑区のマンションに帰らない日が続きました。
数ヶ月ぶりに須本さんが海外から帰ってくると、郵便物は山積みに・・・そのまま捨てようと思っていたところ、住宅ローンの借り入れ先の銀行からの通知を見つけました。
そこには「代位弁済」の文字が見えます。焦った須本さんは、たくさんの郵便物の中から、銀行からのハガキや通知を探し出し、ようやく事態を飲み込みました。
海外出張中に、銀行口座のことをすっかり忘れていたため残高が足りなくなり、住宅ローンの引き落としがされず、また、銀行からの督促なども見ることができなかったのです。
須本さんは「どうせ住まないし売れば良いだろう」と考え、購入時の不動産会社に売却を頼みました。
しかし、できるだけお釣りが欲しいという理由で、高めの値段で販売していたためなかなか売却が決まりません。
そうすると、今度はいよいよ競売の申し立てが始まりました。それでも「良いマンションだし、まあ、大丈夫か」と考えていた須本さんでしたが・・・不動産会社から「もう、うちでは売却できません」と連絡が入りました。
なぜなら、競売が申し立てられたことにより、役所から差し押さえが入ったからです。差し押さえが入った場合、多くの不動産会社からは、「売却したかったら差し押さえを外してきてください」と言われます。
須本さんは固定資産税や所得税等の税金を合わせて170万円ほど滞納していました。しかし、さすがに今すぐ170万円もの大金は用意できないため、差し押さえを解除することができず、不動産会社から断られたのです。
「このままでは本当に競売になってしまう」と焦り、当協会に任意売却をご依頼されました。
私たちは、差し押さえされたご自宅の任意売却をするプロです。すぐさま、役所、金融機関に連絡を入れ、適正価格での任意売却に成功。ことなきを得ました。
「競売になってしまったらどうしよう」と本当に焦りました。勝手に「まあ、大丈夫だろう」と安易に考えていた自分が悪いのですが、それにしても不動産屋から急に断られた時は破産も考えたほどです。
たまたま「任意売却」を知ったから良かったのですが、もし知らなかったら今頃は競売で安い価格で落札されていてのかも知れません。そうなると、手元にお金が残らなかったと思います。
いわゆる“一般的な不動産会社”は、競売を申し立てられていたり、差し押さえがされている場合は、取り扱わないことがほとんどです。
やはり、手間がかかり、また、そもそも「どうしたら良いのか分からない」のです。そのため、私たちのような専門家が任意売却を手がけます。
須本さんの場合、もし競売になっていたら手元にお金は残らず、いくらか借金が残っていたでしょう。しかし、任意売却をすることにより、できるだけ高く売れたので手元にお金が残せました。任意売却をされて本当に良かったと思います。