40歳のときに独立して開いた精肉店。現在まで、足の不自由な妻のために必…
大島正也(仮名)様 50歳 契約社員(スーパー勤務)
相談者 | 児嶋義広(仮名)様 |
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年齢 | 50歳 |
職業 | 会社経営(輸入販売) |
家族 | 妻(51歳)・娘(25歳) |
住所 | 東京都品川区 |
任意売却をして、できるだけ負債を減らしたい。
児嶋さんのご自宅は東京都品川区のタワーマンションです。JR品川駅から近く、1億を超える金額で購入されました。購入当時は経営している会社の業績も良く、誰もがうらやむような生活でした。
しかし、一度業績が傾き始めると状況は一変。銀行からの借り入れはできなくなり、相当に苦しい状況に追い込まれました。数名のスタッフを泣く泣く解雇するも資金繰りは追いつかず、とにかく現金がない状況でした。
会社だけでなく、個人的にも月々30万円もの高額な住宅ローンの支払いも止まり、競売の通知が届きました。このままでは本当に競売になってしまうとの焦りから当協会にご相談に来られました。
ご希望はとにかく「負債を減らしたい」とのこと。私は任意売却で出来るだけ多く返済することをご提案しました。
品川のタワーマンションと言えば、誰もが住みたいと思うほどの物件ですが、高額なため購入できる人は限られます。競売の入札日が迫っているので時間的な余裕もなく、私も児嶋さんも焦りがありましたが、債権者(借入先の金融機関)と現実的に売却できる金額を調整した結果、買い手が現れ任意売却ができました。
家族には申し訳なかったですが、もう限界でした。これ以上金策に走ってもどうしようもなく、このまま競売で家を取られるくらいなら任意売却で少しでも返済に回そうと決心しました。
担当の浜崎さんは、さすがに慣れているようで、相談に行った時にその場ですぐに銀行に電話されて、ある程度の段取りをつけてくださいました。
任意売却は初めての経験ですので、信じて任せました。
タワーマンションの任意売却ということで、とにかく気になったのは買主の住宅ローンの審査が間に合うかどうかで、それが一番の勝負でした。というのも、高額な住宅ローンになりますので、高収入な方でなければ審査が通りません。
そのため、会社社長をしている方から購入の申し込みがあった時は安堵しました。
競売入札日の1週間前に任意売却が完了。ギリギリでの成功となりました。児嶋さん、おつかれさまでした。