工務店に金物を卸すことを生業にしてきました。しかし、近くに大型のホーム…
後藤正(仮名)様 65歳 会社経営(金物屋)
相談者 | 山本郁朗(仮名)様 |
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年齢 | 47歳 |
職業 | 自営業(建築関係) |
家族 | 妻、子1人 |
住所 | 横浜市栄区 |
とにかく競売を避けたい。そして任意売却をして引越しをしたい。
山本さんはお仕事が上手くいかず、毎月のマンションの住宅ローンの支払いができなくなりました。そこで、マンションを購入した際にお世話になった不動産屋に行って売却について相談しました。
マンションの場所は横浜市栄区。住宅ローンの残高が2,500万円ほど残っていたので、諸費用のことを考慮して2,800万円で販売することにしました。
それからおよそ3ヶ月・・・何人か内見には来ますが売却には至りません。その後、さらに2ヶ月後には銀行から競売の通知が届きました。
すると、途端に不動産屋の担当者から「もう私どもでは売ることはできません」と一方的な連絡が入りました。
困り果てた山本さんは、銀行に事情を話しに行ったり、弁護士の元へ相談に行ったりしましたが、解決方法は自己破産のみ。山本さんは自己破産はしたくなかったので、任意売却をしようと当協会に来られました。
この時点で、競売の開始決定からすでに1ヶ月が経っていたため、すぐに銀行や役所に連絡。諸条件を調整して販売開始しました。
その結果、無事に任意売却が成立。引越し費用として40万円を残すことができ、山本さんは大きな負担なくお引越しができました。
競売の通知が届いた途端に、不動産屋の態度が変わったことには驚きました。あれだけ「大丈夫ですよ」と言っていたのに、180度変わって「もう無理です」と突き放されるとは、ひどい扱いでした。
まあ、今思えば本当にどうすることもできなかったのでしょう。
慌てて駆け込んだにもかかわらず、協会さんはテキパキと手続きを進めてくれて、また違った意味で驚きました。
やっぱり、任意売却のような特殊なことは、その道のプロに頼んで良かったです。藤本さん、ありがとう。助かりました。
山本さんのように、しばらくの間、普通の不動産会社に販売を依頼していたが売れずに競売が開始された・・・ということでご相談に来られる方はめずらしくありません。
おそらく不動産会社の担当者も、競売が開始されたり、差し押さえされた家は、どうやって売ったら良いのか分からないのでしょう。
また、弁護士の先生の元に相談に行った時は「自己破産しかない」という言葉を鵜呑みにせず、任意売却という方法を見つけられたのは幸運だったと思います。
引越し代を残すことができ、新しい生活をスタートすることができて本当に良かったですね。