相続できれば住宅ローンの滞納を解消できるのに、兄弟と揉めて競売が目前。…
田中和幸(仮名) 様 50歳 会社員
相談者 | 日高久司(仮名)様 |
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年齢 | 46歳 |
職業 | 自営業(造園業) |
家族 | なし |
住所 | 埼玉県越谷市 |
自分の持ち家は任意売却で売っても良いが、実家は守りたい。
独身の日高さんは、埼玉県越谷市の持ち家にお一人で暮らしておられました。また、近くにご実家があり、両方とも競売にかけられしまいました。
日高さんは当初、4分の1の持分に競売をかけても誰が購入するのか・・と疑問に思われていました。しかし、たとえ4分の1でも落札される可能性は十分にあり、競売が成立することはあります。
ご相談に来られた時には、すでに競売を申し立てられてから2か月が過ぎ、タイムリミットが迫っていたので、すぐに任意売却の手続きに入りました。
まず、日高さんのご自宅は任意売却で解決。
ご実家は妹様のご家族がお住まいでしたので、投資家の方に購入してもらい、一旦競売を取下げ、その後リースバックいう方法によりそのまま住み続けていただき、その後にご家族が再度買い戻すという形で解決することになりました。
まさか4分の1の持分が競売の対象になるとは思っていませんでした。
実家には妹家族が住んでおり、なんとしても守らなければなりませんでした。解決方法があるのかどうかも分からいまま、とにかく相談しました。
その場ですぐに任意売却の手続きに入っていただき、2週間後には協力してくれる投資家を設定、おかげさまで実家を守ることができました。ありがとうございました。
相続に関する問題は、誰に相談すべきか分からず行動にも移しにくいかもしれません。
しかし、お金の問題でお持ちの不動産が競売になっている・・・という場合には任意売却で解決できる可能性があります。また、リースバックをして買い戻すことも可能です。
日高さんも思い切ってご相談いただいたからこそ、ご実家を守れたのだと思います。ありがとうございました。