投資用マンションを所有していたが、来月から空室に。家賃相場が下がったこ…
宮内圭(仮名)様 37歳 会社員
相談者 | 川口正(仮名)様 |
---|---|
年齢 | 41歳 |
職業 | 会社員(販売業) |
家族 | 妻 |
住所 | 大阪市東住吉区 |
収益アパートを任意売却して、自宅を守りたい。
川口さんは、一括借り上げの収益アパートを相続されました。場所は大阪市東住吉区。近鉄北田辺駅が最寄駅です。
相続されたときには、家賃収入とローンの支払いが同じくらいの金額になっており、リフォーム費用や税金の支払いできないような状況でした。
ただ、入居者の方には迷惑をかけられないので、不足分を持ち出して運用されていました。
当然ですが、そのような状況をいつまでも続けられるはずがありません。
空室が1件出てリフォームが必要になった時、リフォーム費用がないので一括借り上げの管理会社に相談したところ、なんと契約上リフォーム費用は川口さんの負担になっていたのです。
さらに「リフォームができない限りは、家賃保証は打ち切ります。」とまで言われました。
また、「元々、リフォーム会社・管理会社などは、すべて建築した関連会社しか使えない契約になっており、違う業者を使いたいと申し出ると家賃保証はできなくなる」と言われる始末。
川口さんは管理会社が信じられなくなりました。担当者から電話が鳴っても、「どうせ、ろくな知らせじゃないだろう・・・」としか思えなくなるほどです。
そんな状況でも、川口さんは近くに頼りにできる人がおらず、どうすることもできませんでした。
「このままじゃダメだ、何とかしよう!」
そう思って川口さんはインターネットで必死に調べていくうちに「任意売却」という言葉を知り、当協会にご連絡をいただきました。
お話を聞くと、「管理会社を頼ることはできないし、もう信じられません。このままではアパート経営を続けていく事はできないので任意売却をしたいです。」とのこと。
しかし、収益アパートが建っている土地は、川口さんの母屋のある敷地内に建築されており、「土地などもすべて建築の際のローンの担保に入っています。売却をすると自分たちが住んでいる土地まで売却することになり、住み続ける事ができなくなると思うので困っている・・・」という事でした。
私たちは、すぐに当協会に登録している全国の投資家へ一斉に案内を行いました。当協会は全国組織でかつ任意売却専門なので、登録している投資家の数も相当のあります。今回も、その中から興味のある投資家が手を上げてくれ、無事に話を進めることになりました。
まさかできると思ってなかったですが、希望どおり、同じ敷地内の自宅に住み続けることができて本当に良かったです。