妻がギャンブルにハマって税金を滞納してしまい、支払いのために任意売却を…
三橋 新(仮名)様 58歳 自営業/理容店経営
相談者 | 竹田直弘 (仮名)様 |
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年齢 | 55歳 |
職業 | 会社員 |
家族 | 妻(49歳)、息子(20歳)、娘(16歳) |
住所 | 東京都板橋区 |
ギャンブルで住宅ローンが払えなくなり、自宅を何とか売却したい。出来れば家に住み続けたいが、ダメなら売却をして引っ越しということでも構わないが、その場合は引っ越し代が欲しい。
ご相談時、実は竹田さんは奥さんと離婚する寸前でした。
原因は、竹田さんが競馬が大好きで、奥様に隠れてインターネットで馬券を買っていたことです。
インターネットで馬券を購入すると、お金を使っている実感が少なく、気づいたらドンドン競馬につぎ込んでいました。
奥さんは、家にお金がないことを徐々にいぶかしく思い、竹田さんを問い詰め、実はギャンブルに使っていたということを聞き出しました。
しかし時すでに遅し、住宅ローンも滞納しており、銀行から一括弁済と言って、残債の全てを支払うように請求されてしまいました。
当然支払いすることもできず、奥さんと口論が絶えなくなり「もはや離婚するしかない」というところまできました。
しかし、実は奥さんもご自宅の名義の共有に入っており、お二人は売るためには協力するしかないと判断されました。そして、別れるよりは共闘しようということになったのです。
解決のため事情を20歳の息子さんにお話ししたところ、すぐにインターネットで当協会のことを調べてくださり、お電話を頂く形となりました。
ご来社後、すぐに任意売却でご協力いただける方を探していくと、ちょうどその付近で家探しをしているお客様がおり、1カ月後には任意売却が成立する運びとなりました。
ギャンブルは身を滅ぼす、とよく言われていますが、自分が本当にそうなるとは思いませんでした。どこかで「立て直せるのではないか?」と思いながら、しかし、「住宅ローンを払っていない」とは妻に言えず、もう「自分の命で償うしかないか」という風にも思うようになりました。
銀行からの督促で、結果として、ギャンブルに使っていたことがバレてしまって、でも、少しホッとしたような気持だったのは思っています。
自宅の件も、リースバックではなかったのですが、残債を圧縮できて本当に良かったです。
離婚という話もありましたが、一家の一大事に結束力を強め、お互いをフォローしながら進めていかれました。
特に、ご夫婦では解決しきれなかった点を、息子さんがしっかりとフォローしてくれ、サイトを調べてくれたり、自宅のセールスポイントをまとめてくれたりと、本当に大活躍でした。
後日談ですが、離婚もしておらず、今では賃貸で4人で暮らしているとのこと。本当にご協力出来てよかったなと思っております。