離婚の調停が長引き、住宅ローンの支払いが限界に。元夫との連絡も困難な状…
木村 由美(仮名) 様 48歳 アルバイト
相談者 | 西田 (仮名)様 |
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年齢 | 50 歳 |
職業 | 自営業 |
家族 | 妻(48歳)、娘(20歳) |
住所 | 神奈川県横浜市 |
自宅を取り戻して、家族ともまた一緒に暮らしたい。
西田さんは大手運送会社に勤めています。奥さんと娘さんの3人家族で、横浜市内に20年前にマンションを購入しました。順調に収入も増えてきたので何も問題なくローンも返済してきました。
ところが、4年前に西田さんが会社の同僚と浮気をしてしまい、それが奥さんの知るところとなりました。
大変反省した西田さんは、二度と浮気をしないことを約束しましたが、奥さんは許してくれず、娘さんを連れてすぐに家を出て実家に帰りました。
1人になった西田さんは、反省して何度も奥さんに謝罪しましたが、全く取り合ってもらえず、離婚することになりました。
住宅ローンと奥さんへの慰謝料、養育費の支払いを続けて来た西田さんでしたが、次第に生活が荒れ、お酒とギャンブルにのめり込んで、気が付くと消費者金融に500万円の借金をしていました。
そのため住宅ローンの支払いも滞るようになり、とうとう保証会社から一括請求をされました。
相談にいらした西田さんは何とか家を守り、家族ともう一度暮らしたいと涙を流していました。
そこで、まずはリースバックを目指して任意売却を開始しました。
しかし、住宅ローンがかなり残っていたので、今回は協力してくれる投資家が見つかりませんでした。
競売までの時間が迫っていたこともあり、西田さんは引っ越しを決意して、通常の任意売却を目指すことにしました。
その後、幸いにも入札に入る前に購入希望者が見つかり、西田さんは無事に引越をすることが出来ました。
自分が馬鹿なことをしてしまい、家も家族も失ってしまいました。
借金は自己破産をして無くなりますが、自分の過ちを消すことは出来ないので、一生反省していくつもりです。
もし許されるなら、何年経ってもいいので、また家族と暮らしたいです。
今回は競売を回避することが出来ただけでもありがたいです。
本当にお世話になりました。
西田さんはご自分の過ちを認め、大変反省をしています。
自宅を失い、また一人で一からやり直すことになりましたが、いつかまたご家族が一緒に暮らせる日が来てほしいと思います。