ペアローンで購入したマンションの残債が、離婚したため支払えない。自己破…
日向 涼太 (仮名)様 32歳 会社員
相談者 | 木村 由美(仮名) 様 |
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年齢 | 48歳 |
職業 | アルバイト |
家族 | 息子(20歳)、娘(18歳) |
住所 | 神奈川県横浜市 |
離婚して住まなくなった家のローンを頑張って支払ってきましたが、もう限界になったので、任意売却して早く楽になりたいです。
木村さん夫妻は離婚を機にそれぞれが引越をしました。
しかし、財産の分配を巡って元ご主人と調停を行うことになり、誰も住まなくなった家の売却が後回しになりました。
その結果、家の名義も住宅ローンの名義も由美さんだったので、その責任が全て由美さんへ重くのしかかって来たのです。
由美さんは夜遅くまで必死に働きましたが、一人では住宅ローンを支払っていく事ができず、不本意ながら住宅ローンを滞納することになりました。
今回、由美さんのご自宅は築3年で、まだ新築の匂いが感じられるほど新しく綺麗でした。
よって、債権者の評価も高く、任意売却がなかなか困難ではないかと思われました。
しかし、綿密な市場調査を行い、粘り強く債権者と話し合った結果、比較的早くに購入希望者が現れ、無事に任意売却へと進むことになりました。
ところが、ここでまた大きな問題が発生しました。
元夫も連帯保証人になっていたので、任意売却する前に債権者と面談し、残債務についての合意文書に署名・押印をもらわなければならなくなりました。
通常のご夫婦ならそんな事はすぐですが、由美さん達は正に今、離婚調停中で、元夫の承諾・協力が得られるかは疑問でした。
由美さんも元夫の携帯番号だけは分かるということでしたので、まずは電話でコンタクトを取りました。
しかし、中々電話にでてもらえず、当初は任意売却自体が危ぶまれました。
ところが、何度も連絡をするうちに少しずつ打ち解けて、最後は一緒に債権者との面談に臨む約束が出来ました。
そして、必要な手続きをすべて終え、無事に任意売却を成功させることが出来ました。
由美さんは今、がんばって仕事をしながら残債務を少しずつ返済しています。
最初、離婚した家の売却はどこに相談してよいかも分からず、インターネットで調べているうちに全日本任意売却支援協会さんのホームページへたどり着きました。
最初はとても緊張しましたが、浜崎さんが話をゆっくり聞いてくれて次第に落ち着きました。
無事に任意売却が出来るか、そして離婚調停がスムーズに行くのかなど悩みは尽きませんでしたが、その都度励ましてもらえて本当に心強かったです。
無事に任意売却出来て本当に感謝しております。
由美さんはもうしばらく結婚はしないとおっしゃっていましたが、残債務の返済目処が立ったら、また幸せな家庭を築いてほしいと私は思います。
今回、由美さんはネットで調べてすぐに当社に面談に来るという行動に移しました。
でも、なかなか連絡ができない方がほとんどなのです。
しかし、問題を解決するためには一歩ずつ前に進むしかないのです。