定年後の独立に失敗。退職金はローンの支払いでなくなり、生活苦に。思いも…
須藤猛 (仮名)様 67 歳 自営業(HP作成)
相談者 | 中田 和正 (仮名)様 |
---|---|
年齢 | 60歳 |
職業 | 建築業 |
家族 | 妻(59歳)、息子(23歳) |
住所 | 東京都八王子市 |
60歳で定年を迎えることになり、ローンの支払い、特にボーナス払いの負担が重くなってきた。そのために、自宅をリースバックし、月々の返済額を抑えるとともに、手元にまとまったお金を持ちながら、老後に備えたい。
建築業、とりわけマンションの準大手デベロッパーでお仕事をしてきた中田さん。
勤務した時には、定年後の再雇用もあると考えていましたが、近年のマンションの売れ残り、とりわけ都下のエリアでのだぶつきが雇用形態にも影響し、会社からは定年後の再雇用はしないと言われました。
ローンを35歳の時に組んでいるため、70歳までお支払い続ける形です。
月々の支払いはともかく、ボーナスの支払いは非常に厳しいというご相談でした。
息子さんはいるものの、精神的な病を抱えて働けず、自宅から出られない状態でしたので、引っ越しのある売却は出来ない状況でした。
その二つの問題を抱えながら、インターネットで色々と調べてみたところ、リースバックというものがあることを知りました。
ボーナス払いが月々の固定払いになり、定年後も住み続けられて、引っ越しもしなくて良いのなら、それをやってみたいと思うようになりました。何社にもお声掛けをして、ご相談に行かれたそうですが、一番中田さんの希望にあったのが、当社からお出しした条件でした。
すぐに条件提示は頂けなかったですが、そこがむしろ安心のポイントでした。逆に何ですぐに自分の家を評価できるか不安に思っていたので、きちんと実際査定があって、現在の市況のことも教えてもらって、納得の条件でした。
息子のこともあったので、引っ越しせずに、しかもまとまった金額を手にすることが出来たので、本当にリースバックをして良かったと思います。賃貸で住んで行くという不安はあったのですが、もし賃料が払えなくなったら、実家に帰っても良いと思っています。知り合いにも勧めたいと思いました。
マンションの準大手にお勤めの方でしたので、条件提示の際にも色々と詳細なところまで確認されて、私たちも安心して進めていくことが出来ました。成約に至った一番の理由は、自分のお住まいを資産と考えていらっしゃった、中田さんの柔軟な考え方にあったと思います。家は住むものであって、しがみつくものではない、とおっしゃった中田さんのお言葉が、とても印象的でした。