埼玉県の任意売却の解決事例
父親の負債がもとで、自宅が競売に掛けられてしまいました。4分の3の持分競売です。
相談者 | 日高久司(仮名)様 |
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年齢 | 46歳 |
職業 | 自営業(造園業) |
家族 | なし |
住所 | 埼玉県越谷市 |
お客様の希望
父親には負債があり相続放棄したのですが、競売に掛けられてしましました。何とか家を守りたいです。
解決までの流れ
父親が4分の3、日高さんが4分の1の持分割合で所有しているマンションがありました。
父親は事業を行っていて、保証協会から融資を受けていたのですが、資金繰りが悪化。
保証協会がマンションに差押を入れてきました。
そうこうしているうちに父親が死去。
負債があるため、相続人である母親と日高さんは相続を放棄。
相続財産管理人が選定されたのちに、保証協会が父親の持分について競売を掛けてきました。
母親は病気で寝たきりのため、競売になったからといって、引越前提の売却は出来ない状況でした。
そんな事情があって、リースバックのご相談に当社にお越しになりました。
4分の3の持分を他人が競売で落札すると、その他人とマンションを共有するという気持ち悪い状態になってしまいます。
そんな事情を投資家の方に汲んでもらい、相続財産管理人が納得する金額で、日高さんの持分も合わせて購入していただき、競売を取り下げることが出来ました。
日高さんは、将来的に、そのマンションを買い戻す計画です。
お客さまのご感想
まさか父親の4分の3で競売になるとは思いませんでした。
家には母親が寝たきりですし、なんとしても守らなければなりませんでした。
解決方法があるかどうかも分からず、とにかく相談しました。
その場で、私の持分も合計して、100%という形でリースバックするという解決方法を提示して頂きました。
固定資産税、管理費・修繕積立金の支払いから解放されて、今は一息つけています。将来的には買い戻したいと思っています。
その時には、まだご相談しようと思っています。
今回の担当者より一言
相続に関する問題は、誰に相談すべきか分からず行動にも移しにくいかもしれません。
しかし、お金の問題でお持ちの不動産が競売になっている・・・という場合には任意売却で解決できる可能性があります。また、リースバックをして買い戻すことも可能です。
日高さんも思い切ってご相談いただいたからこそ、ご実家を守れたのだと思います。ありがとうございました。