- 任意売却ホーム
- 住宅ローン 質問広場
- 自己破産をご検討中の方より
- 警備員の仕事のために自己破産ではなく任意売却をしたい。
警備員の仕事のために自己破産ではなく任意売却をしたいが、できますか?
私は金融機関専門の警備会社で働いている50代の男性です。
神奈川県厚木市/Kさん
回答日:2016年11月30日
任意売却と自己破産に関するご質問は非常に多いです。
任意売 却をされる方のほとんどは沢山の債務が残るので、それをどのよう にしたら良いのか皆さん悩まれることが多いようです。
債務がどれだけ多くの残ったとしても、お支払いできる範囲で頑張 ってお支払いを続けていただくことが基本になります。さすがに、 新しい生活では賃料が発生するので、住宅ローンと同じ金額は難し いでしょうが、生活費等も支払って残る金額の範疇で支払いを続け ていらっしゃる方がほとんどです。
しかし、何らかの事情があり、自己破産を選択される方も当然いら っしゃいます。
どちらを選択するかは自由なので、どちらが良いとも言えないので すが、自己破産も全てが良い事だけではありません。
今回のご質問では、金融機関専門の警備会社で働いているという事 ですので、もし自己破産をしてしまうと、そのデメリットとして業 務に従事できなくなります。
50代で職を失うと、現状再就職は非常に困難であることは明白な ので、安易に自己破産を選択すると、 免責されて債務は無くなっても、職を失ってその後の生活が大変苦 しいものになってしまう可能性は十分にあります。
住宅ローンの支払いが出来ない以上、任意売却を選択することはや むをえないとしても、自己破産は今後の生活をよく考えてから決め られても良いのではと思います。必ず先に自己破産をしなければならないわけでも、任意売却後にか ならず自己破産をしなければならないわけでもありません。
もしどうしても自己破産をしたい場合でも、一旦任意売却を終わら せて、自分の債務や生活状況を見直して、改めて自己破産をすべき かどうかを考えてから決断しても決して遅くはありません。