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- 返済できなくなりました。自己破産しなければいけませんか?
住宅ローンを返済できなくなったら自己破産しなければいけませんか?
不況のあおりを受け、主人のボーナスは出なくなり、給料もカットされました。
7年前に購入した自宅のローンの返済がきつくなり、この3か月は貯金を切り崩して支払っている状態です。
このままではいずれ貯金がなくなり、住宅ローンが支払えなくなると思います・・・。
私もパートで働いていますが、主人の給料が上がる目途がつかず、今後子供の教育費が増えていくことを考えると、どうしたらよいのかわかりません。住宅ローンが支払えないのならば、自己破産するしかないのでしょうか?
生駒市/T・Mさん(女性 40歳)
回答日:2014年3月10日
住宅ローンの支払いが苦しい、もしくは滞納している方で、「住宅ローンが支払えないのならば、自己破産する。」と考えておられている方がいますが、安易に自己破産の手続きに入るのは避けた方が良いでしょう。
・自己破産をする必要がない場合
そもそも自己破産は必要ない場合があります。任意売却により再出発される方もたくさんいらっしゃいます。住宅ローンの残額や、自宅を売却した際の価格などなど、状況によっても対処法は様々です。
・連帯保証人がいる場合
自己破産する際、自分自身は住宅ローンの返済は免れますが、連帯保証人に返済義務が及ぶため、最悪連帯保証人まで自己破産してしまう可能性があります。
・自己破産により住宅を処分する場合
裁判所から任命された破産管財人が来て、住宅をはじめとする財産を売却して、債権者への借金返済に充てますが、時間や手続きがかかるうえ、50万円以上もの費用がかかります。
・任意売却と自己破産、いずれもする場合
なぜなら、任意売却と自己破産をどちらもされた方がメリットが大きい場合もあります。その場合には手続きをする時期は大切なポイントです。住宅という財産を処分した際には、手続きも簡素で済み、自分で手続きをすれば、3万円ほどで済みます。
いずれにしても、T・Mさんの状況に応じた判断が必要になります。
今の状況を打破するにあたって、大切にされたいこともあると思います。それらを踏まえて、一番有益な方法をとるのが良いでしょう。ぜひ、任意売却の専門家にご相談ください。