自宅を売却したいが地価が下がり、ローンが残ります。｜一般社団法人全日本任意売却支援協会

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自宅を売却したいが地価が下がり、ローンが残ります。

自宅を売却したいが地価が下がり、ローンが残ります。
損のない売却方法はありますか？

現在４LDKの持ち家に住んでいます。

主人の母親が昨年亡くなり、主人の父の面倒をみるためにあちらの家で同居するという方向で話がすすんでいます。（もともとは主人の兄家族が２世帯住宅にして義理の両親と一緒に住んでいましたが、その兄夫婦が離婚して、兄が他の女性と再婚。しかしその女性と義理の両親の折り合いが悪く兄夫婦が家を出てしまいました。）

現在私どもが住んでいる一戸建ては６年前に購入しましたが、住宅ローンがまだ残っているのでどのようにすれば良いのか色々と検討中です。

初めは賃貸として貸し出してその家賃収入を住宅ローンの返済にあてることができれば良いと考えていましたが、親戚からは賃貸の管理は大変なので売り出した方が良いとアドバイスされました。

実際に近所で賃貸として家を貸そうとしていた方も、結局借り手が見つからずかなり低い値段で売却していました。この近所は私どもが家を購入した時よりも地価も下がっているので、もし売却ができたとしてもそこから我が家のローンを全部返済することは無理だかもしれません。

なるべく損をしない方法を探しているのですが、どうするのが良いでしょうか？

京都市右京区／Ｈ・Ｍさん（女性）

回答日：2015年4月28日

ご主人のお父様の介護を第一に考えられているんですね。また、ご親戚にご相談されたり、ご近所の実例を目の当たりにしたりと、ずいぶんお悩みになられたことでしょう。

まず、賃貸として貸し出される方法は、みなさんよく検討される方法です。しかし、ご親戚の方がおっしゃるとおり、賃貸の管理は大変ですし、また、必ずしも常に借主がいるというわけではありません。

借主がいる間は大丈夫だとしても、その人が引っ越した後に、空き家の状態が続くと非常に苦しい状況になりますよね？

そこで次に考えられる解決方法がご自宅の売却です。

Ｈ・Ｍさんのご自宅は、売却してもローンをすべて返済できないとのことですね。当協会にご相談に来られる方はみなさん同じ状況ですが、それについては心配は要りません。任意売却という方法を選択されれば、すべて返済できなくても売却は可能です。残ったローンについても、借入先の金融機関と相談することが可能です。つまり、なるべく損をせず、かつ、無理なく今後の生活を送ることができます。

また、お父様がお住まいの二世帯住宅についてですが、お父様がお一人で住むには広すぎるかもしれませんね。一般的にお一人でお住まいの方は、比較的コンパクトな家に移りたいというご希望が多いので、

お父様のご希望をお聞きするのが良いかと思います。

二世帯住宅を売却したほうが、より良い解決になるかもしれません。

色んな選択肢があります。一度ご家族でお話し合いをなさってから、再度お問合せください。一緒にベストな方法を選びましょう。