任意売却の事例
離婚に関する任意売却の事例
「元夫と連絡がつかない状況で任意売却をスタート」
大木奈美様(仮名)・47歳
住所/神戸市中央区
<住宅ローンが払えなくなったきっかけ>
元夫が住宅ローンを返済していく条件で離婚したが、数年後、自宅に裁判所から競売に関する通知が届いた。すぐに元夫に連絡したものの、連絡がとれない状況に。
<解決までの流れ>
今回の解決への課題はなんと言っても、まずは元ご主人と連絡を取ること。
住宅ローンの名義は、元ご主人。名義人の協力なしには任意売却は成功しません。元ご主人は住宅ローンを滞納してから、妻である大木さんと連絡を取ることを拒んでいました。しかし、任意売却を成功させて引越し代を捻出することを希望している大木さんのためにも、どうしても連絡を取らなくてはなりません。
大木さんが当社にご相談に来られてから、すぐ、元ご主人の実家へ掛け合いました。そして、任意売却に協力してほしい旨を話しました。
それと並行して借入先の銀行に連絡をとり、元ご主人の協力が得られ次第、すぐに任意売却がスタートできるように手続をお願いしました。
元ご主人から連絡があったのがそれから1ヵ月後。すぐに任意売却の交渉を開始して借入先の銀行の応諾が取ることができ、購入希望者も決まりました。
最終決済をしたのは競売の入札までわずか2日前。本当にギリギリでの任意売却の成功でした。
リースバックの解決事例
「投資家の協力により家賃で住み続けられた」
澤田敬子様(仮名)・32歳
住所/東京都足立区
<住宅ローンが払えなくなったきっかけ>
澤田さんのお父さまは、38歳のときに独立起業。世界各国を行き来するような、誰もが憧れる華やかな生活を送っていました。しかし、5年程前から徐々に業績が悪化し、収入はほとんど無くなり住宅ローンの支払いができなくなりました。
<解決までの流れ>
ご相談を頂いたのは競売の入札(タイムリミット)まで残り1ヶ月。澤田さんのご希望は「リースバックで住み続けたい」というもの。正直なところ、時間に余裕はありませんでした。しかし、澤田さんのご収入とご両親の年金収入があったことで、投資家にも安心してご購入していただけ、リースバックで住み続けることに成功しました。
また、今回の任意売却で、住宅ローンは全額返済することができましたので、その後の支払いも無くなり、澤田さんご家族の再出発へ良いスタートをきることができました。
マンションの管理費滞納に関する事例
「収入が減り、管理費の滞納が100万円になった」
手嶋昇様(仮名)・47歳
住所/大阪市平野区
<住宅ローンが払えなくなったきっかけ>
会社の業績不振でボーナスの支給がなくなり、住宅ローンのボーナス払いができなくなった。そこで、毎月の返済額を増やし、貯金を崩しながら返済を続けていたが、貯金も底をつき、キャッシングローンで借金をするまでに。そちらの返済にも追われ、とうとう滞納するに至った。
<解決までの流れ>
ご相談を頂いてすぐに債権者(借入先の金融機関)との話し合いに入りました。幸い、住宅ローンの滞納が6ヶ月未満だったこともあり、話し合いも円滑に行えました。
当協会が何度も任意売却の取引をさせてもらっている金融機関だったこともあり、事務手続き等が非常に迅速に行えたことも良かったです。また、ネックであった管理費の滞納についても金融機関に協力していただくことができ、無事に任意売却をすることができました。
相続に関する任意売却の解決事例
「両親から相続した家の持ち分が競売に。任意売却により解決!」
山本雅美様(仮名)・58歳
住所/神奈川県横浜市栄区
<ご相談内容>
両親が残した不動産。相続したのは、山本さんと兵庫県に住むお兄様でした。山本さんはお子さんと2人でこの相続した家に住んでおられました。ところが、ある日、自宅に裁判所からの通知が届きました。そこには「競売」の文字が・・・。
確認すると、事業を営むお兄様が事業資金の借り入れしており、その返済が滞っていたことで、お兄様の「持ち分」について銀行から差し押さえがされたということでした。
<解決までの流れ>
今回、山本さんからは「リースバックをして住み続けたい」というご相談でしたが、これに対してお兄様も協力してくださいました。遠方にお住まいであったため、状況については電話や手紙で随時報告しました。
今回のケースでは、お兄様の事業資金の借り入れ先との調整を重ね、持ち分を当協会で購入することで無事にリースバックをすることができました。
結果、山本さんとお子さんは以前と変わらず住み続けることができました。