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- 任意売却した後、残った住宅ローンはどうなりますか?
競売を避けて、任意売却が成立しても住宅ローンが残った場合があると思います。その場合、残ってしまった住宅ローンはどうなりますか?また、新たにローンを組まないといけないのでしょうか?
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質問は私がお答えします
安田 裕次
全日本任意売却支援協会
代表理事
任意売却を行うと残った住宅ローンも無くなると思う人がいますが、残念ながら任意売却の後に残った住宅ローンについては、返済を続ける必要があります。
しかし、債権者(金融機関)はご相談者の状況を把握したうえで任意売却を認めています。
そのため、以降の返済方法については生活状況を考慮し、柔軟に対応してもらえる場合が多いのです。
ご質問にありました、また新たにローンを組まないといけないわけではありません。
任意売却が完了すると、債権者から次のように資料への記載を求められます。
生活状況報告書で収支のバランスを記載して、返済可能な範囲で返済額を設定してもらえるケースがほとんどです。
◎選択肢は3つ?自己破産の必要は?
次の3つの中から選択されるケースがほとんどです。
① 毎月、払える範囲内で支払う。5,000円や10,000円をコツコツと返済する。
② 余裕がないので一切、支払いをしない。
③(時期を見て)身内の方の協力を得て、全額を返済する。
全日本任意売却支援協会のこれまでの統計では、①を選択される方が約20%、②を選択される方が約80%、③を選択される方はごく少数です。
借金が残ることで精神的に追い込まれると感じられる方は、この段階で自己破産をする方もいます。
・・・任意売却を行った後に残ったローンの返済が不安・・・
ご相談者の8割以上の方が、残りの債務について不安に感じていらっしゃいます。
特に、住宅ローンがたくさん残ってしまうケースの場合、今後の生活そのものに不安を感じられます。
また、今回ご紹介した内容は、各々の金融機関の方針によっても異なります。今後の生活状況を考慮した判断が必要になると思います。
ただ、日本の金融機関が任意売却の後に残った住宅ローンに対して、日常生活を脅かすような強硬な取立てなどは行ってきませんので、冷静さを失わずに対応して頂ければ大丈夫です。
全日本任意売却支援協会では、これまでの解決事例やご相談者の希望を踏まえて、アドバイスをさせていただきますのでご安心ください。
※ こちら「本当にあった話!1430万円の借金が10万円に!?そして、その後、消えた!?」もご覧ください。