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2013年08月30日
住宅ローンを滞納した場合、競売の手続きがとられるスピードをご存知ですか?
都市銀行、地方銀行、住宅金融支援機構(旧 住宅金融公庫)により、その対応スピードは
異なります。
①都市銀行
都市銀行を利用した住宅ローンの場合、3カ月延滞すると、
都市銀行の子会社である住宅ローンの保証会社へ債権が移管されます。
不良債権の処理スピードが非常に早いのが特徴です。
こうなると、期限の利益の喪失といって、
分割して支払うことができる利益を失うことになり、
「一括して払ってください」という書面が届くことになります。
分割でも払うことができないのに、一括で払える訳がありません。
この保証会社への移管は、それは即、「競売手続きに入ること」を意味すると言ってもいいのです。
ちなみに、保証会社へ債権が移ってから、早ければ3カ月以内に裁判所から
「競売開始決定」を知らせる郵便が届きます。
ご相談者からは、
「保証会社に債権が移ったのですが、なんとかローン減額などの交渉ができますか?」
という質問を頂くこともありますが、この段階までくると交渉をすることは極めて困難です。
債務者側にもいろいろな事情があるにせよ、
保証会社は銀行とは違って基本的には分割では受け取りません。
要するに保証会社(債権回収会社)に債権が移ったら、競売をするか、任意売却をするか、
どちらかの選択しかなくなると思ったほうがいいでしょう。
いずれにしても、都市銀行の場合の滞納リミットは3カ月と覚えておいてください。
②地方銀行・住宅金融支援機構
一方、地方銀行で滞納した住宅ローンの督促の方法については、銀行によって大きく異なります。
住宅ローンに力を注いでいる地方銀行なら、貸出が多い分、体制が整っているので処理が早いです。
また、地方銀行でもバブル後の金融機関の再編で、都市銀行などと経営統合されているところは
都市銀行並みのスピードで処理されます。
住宅金融支援機構の場合、都市銀行ほど競売に向けての処理スピードは早くはありません。
通常、滞納後6ヶ月程度で競売の手続きへ進みますが、競売の取下げには非常に協力的です。
このように、住宅ローンの滞納といっても、
金融機関によって滞納時の処理スピードが異なります。
「返済できなくなりそう」となった時点で相談員までご連絡ください。
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住宅ローンを滞納した場合、競売の手続きがとられるスピードをご存知ですか?
都市銀行、地方銀行、住宅金融支援機構(旧 住宅金融公庫)により、その対応スピードは
異なります。
①都市銀行
都市銀行を利用した住宅ローンの場合、3カ月延滞すると、
都市銀行の子会社である住宅ローンの保証会社へ債権が移管されます。
不良債権の処理スピードが非常に早いのが特徴です。
こうなると、期限の利益の喪失といって、
分割して支払うことができる利益を失うことになり、
「一括して払ってください」という書面が届くことになります。
分割でも払うことができないのに、一括で払える訳がありません。
この保証会社への移管は、それは即、「競売手続きに入ること」を意味すると言ってもいいのです。
ちなみに、保証会社へ債権が移ってから、早ければ3カ月以内に裁判所から
「競売開始決定」を知らせる郵便が届きます。
ご相談者からは、
「保証会社に債権が移ったのですが、なんとかローン減額などの交渉ができますか?」
という質問を頂くこともありますが、この段階までくると交渉をすることは極めて困難です。
債務者側にもいろいろな事情があるにせよ、
保証会社は銀行とは違って基本的には分割では受け取りません。
要するに保証会社(債権回収会社)に債権が移ったら、競売をするか、任意売却をするか、
どちらかの選択しかなくなると思ったほうがいいでしょう。
いずれにしても、都市銀行の場合の滞納リミットは3カ月と覚えておいてください。
②地方銀行・住宅金融支援機構
一方、地方銀行で滞納した住宅ローンの督促の方法については、銀行によって大きく異なります。
住宅ローンに力を注いでいる地方銀行なら、貸出が多い分、体制が整っているので処理が早いです。
また、地方銀行でもバブル後の金融機関の再編で、都市銀行などと経営統合されているところは
都市銀行並みのスピードで処理されます。
住宅金融支援機構の場合、都市銀行ほど競売に向けての処理スピードは早くはありません。
通常、滞納後6ヶ月程度で競売の手続きへ進みますが、競売の取下げには非常に協力的です。
このように、住宅ローンの滞納といっても、
金融機関によって滞納時の処理スピードが異なります。
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