任意売却で住宅ローンの滞納・競売・差押の問題を解決したい方々のために。

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代表理事コラム

住宅ローンの破綻から立ち直るために その2

2013年09月09日

今回も、住宅ローンの支払いに困り家計が破綻してしまった際に、

「心にとどめて頂きたい5つのこと」の続きをお伝えします。

 

<3> 『子どもにすべてを話そう。今一番大切なのは家族の団結』

 

住宅ローンの破綻は、家庭を混乱させます。

 

子どもが寝静まるのを待って、お金についての話し合いを始める夫婦。

子どもに察しがつかないように話を進めているつもりでも、子どもにも家庭の一大事は

分かります。親は犯罪を犯したわけでも、怠けて生きたわけでもないのです。

 

一生懸命生きてきたと、きちんと子どもに示しましょう。

家族の団結で難局を乗り切る第一歩です。

 

 

 

<4> 『解決を急がない。時間が解決してくれることがあると信じよう』

 

お金がないとどうしても冷静になれないし、通常の思考回路ではいられません。

わずかなことでイライラしたり、いつもどことなく落ち着かなかったりするもの。

 

お金がないという苦痛から、一刻も早く、手っ取り早く逃れたいと思うのは誰でも同じです。

 

しかし、そんなときこそじっと耐えるのです。

ジタバタしても、こういった時は冷静な判断ができません。

 

「朝の来ない夜はない」。

 

時が解決してくれると信じて、今できることに打ち込みましょう。

 

 

 

<5> 『自宅を捨てる勇気と覚悟も必要。手放して初めて感じる本当の幸せ』

 

何かにしがみつくと、周囲が見えなくなり、自分が本当に欲しいものは何のかわからなくなってしまいます。

また、何かに囚われると、大きな視点や長期的な目線で物事を考えることができなくなります。

 

 

住宅ローンの支払いができないのにもかかわらず、「家を残したい」ということばかりに心を奪われ、

これからの生活や家族のことを考えられなくなるのです。

 

家を守ることと、家族を守ることはイコールではありません。

 

 

家を手放して、「肩の荷が下りた」といって幸せに暮らしている人がたくさんいます。

家族一丸となって苦境を乗り切ったことで、家族の絆が深くなったと実感されている人もいます。

 

 

その気になれば、5年も経てば、もう一度、家を買える可能性だってあります。

自宅を手放すという「勇気」も時には必要です。

 

 

 

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数年前に比べると、任意売却という解決方法も知られるようになりました。

いざという時、専門業者に相談するということも、これからの生活を再設計する際の

ポイントのひとつだと思います。

 

あなたにとって本当に大切なものを守るため、また、あなた自身のこれからの生活を

立て直すために、ここでお伝えした5つのことを心にとどめてください。

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