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代表理事コラム

「家が欲しい」気持ち

2013年10月14日

住宅モデルルームには、今日もまた大勢のご夫婦が訪れています。

 

「家が欲しい」夫婦の典型的な例をご紹介します。

 

賃貸マンションに住む若夫婦。結婚して5年。子どもが一人。

たとえば大阪市の場合、市内に住めば家賃補助が支給されますが、それもあとわずかで期限切れ。

 

この先自宅をどうしようかと考え始めるどこにでもありそうな一般的なご夫婦。

学生時代の友人や、子どもが通う幼稚園で知り合うお母さん連中も、家を買う人が増えてきました。

 

 

友人から「引越ししました」と書かれたハガキが届くとうらやましさを隠せません。

「私の方が先に結婚したのに、追い越された」と。

 

 

 

そんな夫婦は、住宅販売のチラシを見て、モデルルームや建売住宅販売地へ行くことが

週末の行動パターンになってきます。今すぐに購入する予定がなくても、

モデルルームを見ると奥様は感動し、心の声がこう叫ぶのです。

 

 

「こんな家に住みたい」と。

 

 

そもそも、モデルルームは感動するように作ってあるので、

そういう気持ちになるのは当然なのですが。

 

 

何かを購入する時の思考パターンは、「比較→検討→購入」といわれています。

 

では、このモデルルームと何とを比較するかというと、もちろん今住んでいる賃貸マンション。

 

 

何千万円もする分譲マンションと、賃貸マンションを比較すると結果は見えています。

 

 

キッチンや風呂、トイレなどの水周りが違う。

壁紙や床、玄関の広さ、ドア、ドアノブに至るまで悲しいくらいすべてが違い過ぎる。

こんな家に住めたらなんて幸せなんだろう。

そして、もう一度心の声がこう叫ぶのです!

 

 

「やっぱりこんな家に住みたい」と。

 

 

心に「ON」のスイッチが入ってしまうと、次に人間は自分の思考を肯定し始める。

「友達も購入した」「今のまま家賃を払い続けてももったいない」「子どもも増える」

「払い終えると自分の財産になる」などなど・・・

 

 

こうなると、購入を勧めるモデルルームの営業マンのトークが、

お坊さんの説法でも聞いているようにとても耳障りが良く、素直に心の中に入ってくるのです。

 

 

モデルルームで感動している奥様に向かってご主人の一言はだいたいいつも同じ。

「お前が気にいっているのだったら、俺頑張るよ」

 

 

これまで多くの住宅ローン破綻に至ってしまったご夫婦を見てきましたが、

ご主人が簡単に「ガンバル」と言ってしまう場合が実は危ないのです。

 

 

往々にして、夫は妻に格好をつけてみせたいのですが、そこは冷静に、

収支バランス、将来設計など、トータルに状況を判断する姿勢を貫かなくてはいけません。

 

 

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