離婚後の任意売却についての事例です。

こんにちは、任意売却コンサルタントの鈴木です。

さて、今回は離婚後の任意売却のお話です。

足立区にお住いの鈴木さん(仮名・女性)は、今から12年前、ご結婚と同時にマンションを共有で購入されました。

 

当時、ご主人と鈴木さんの共働きでしたので、住宅ローンの返済や生活は余裕があったとのこと。

しかし、5年前に離婚する事に・・・。

 

お子さんの養育費と慰謝料の代わりとして、元ご主人が住宅ローンを支払い、鈴木さんとお子さんがマンションに住み続けることになりました

 

その後4年ほどは、元ご主人がキッチリと住宅ローンの支払いをしてくれていました。

 

しかし、少しずつ支払いが遅れるように・・・。

するとその度に、銀行からの催告がマンションに住んでいる鈴木さんの元に・・・そのため鈴木さんは不安な日々を過ごされていました。

鈴木さんはパートの収入で生活をしており、銀行から催促がある度に鈴木さんが代わりに支払っていました。

ですが、そういう生活は続きません。支払いを滞るようになってしまい、ついに裁判所から競売の通知が来てしまいました。

 

そのような大変な状況の中、一人ではどうすることも出来ずに職場の人に相談していたところ、なんと以前に当協会で任意売却をされた方がいたとのこと。それがきっかけでお電話をいただきました。

鈴木さんのご希望は、「今後、マンションの住宅ローンを支払っていくのが難しいので、少しでも高く売却をして引越代を捻出して欲しい」ということでした。

 

鈴木さんのケースでは、元のご主人が主債務者だったので、とにかく連絡をして元ご主人協力してもらわなければいけません

 

しかし、鈴木さんから連絡をしても、支払いをしていないという負い目からか全く電話に出てくれない状況でした。

 

そこで、私が代わりに携帯電話に電話をかけたり、手紙を送るなどして、何度も何度も連絡を取り、ようやく連絡を取る事が出来ました。

結果、無事に任意売却で解決し、引越費用も捻出する事ができ、子供さんと再スタートをすることが出来ました。

 

もし、同じように連絡が取れない場合でも、任意売却ができる可能性は十分にありますので、どうか諦めずにご相談ください。

終わり

 

 

離婚前後の住宅ローンの問題は任意売却で解決