固定資産税の滞納について

皆さん、こんにちは。任意売却の専門相談員の松山です。

暖冬と言われていますが、年明けから冬らしい気候ですね。ウイルス性の胃腸炎やインフルエンザも流行り始めた様なので、どうか皆さんお気を付けください。

さて、今日は税金のお話をしたいと思います。

 

 

不動産を所有していると必ずかかってくるのが固定資産税。皆さん既にご存知だと思いますが、固定資産税についての説明を以下に少し書いてみたので、よく分からないと言う方はご参照下さい。

 

固定資産税とは

毎年1月1日(賦課期日)現在、土地・家屋及び償却資産(これらを固定資産と言います)の所有者に対し、その固定資産の価格をもとに算定される税額であり、その固定資産の所在する市町村が課税する税金の事を言います。

 

 

この固定資産税に限らず、当協会にも税金のご相談が最近増えました。

税金というのは意外と厄介です。

一気にまとめて請求されますし、支出の中に忘れず組み込まないと、日々生活で必要になるものや医療費など急を要するものにお金は優先的に使われる為、どうしても後回しになってしまう傾向にある様です。

 

 

納税は国民の義務と言われますが、何かを購入して支払うお金でもなければ、直接何かサービスの提供を受けて支払うお金でもないので、支払う際に出し惜しみしてしまう…

生活に密着した事に先に使いたいと「ちょっと位なら…」と先延ばしにする…

そういう些細なきっかけから始まる滞納がご相談の多くを占めている印象です。

 

 

但し、致し方ない事情の方も多くいらっしゃいます。

税金を払うより、先に我が子に食事を与えなければならない。

手術をしなければ、この先、生きていくのも危うい。

そういう方々がいらっしゃる事も事実です。

 

 

どんな理由であれ、滞納をしてしまった事は事実。

 

 

滞納分が支払える様であれば最優先で支払う方が良いですが、手に負えない額にまで膨れ上がってしまった場合、役所は公売という競売にかけてきます。最近は役所側も厳しく、直ぐに公売にするという姿勢のエリアも増えました。

 

 

 

税金を滞納した過去を振り返り、自分を責めたり反省する事も大事ですが、今は先ず公売になっている、または、公売になりそうだという状況から脱する事が先決です。直接、役所とやり取りするのも良いでしょう。

 

ですが、役所との関係を悪くされている方が多いので、間に当協会の様な専門機関を挟まれる事をお勧めしています。

 

終わり

 

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