男と男の約束 ～続編～
こんにちは、任意売却支援協会の新井です。
私の住む京都市内は、昨年のお正月には雪が積もりましたが、今年の冬はまだ一度も雪が降っていません。しかし、京都市内の明日の天気予報には今冬初の雪マーク。
風邪や事故にはくれぐれも気をつけて下さい。
今回は、前回のブログでお話したＳさんの息子さんと交わした「男と男の約束」の続編になります。
先日の土曜日、私自身も待ちに待った息子さんのサッカーの試合がありました。
自分なりに考えた応援グッズを持参し、奈良県の試合会場へと向かいました。
会場に着きＳさんのご主人と連絡を取り合流。すぐに、息子さんの所へと案内してくれました。
息子さんは仲間達とウォーミングアップの途中でした。
冬なのに真っ黒に日焼けした顔。仲間達と楽しそうに、笑顔で身体を動かしています。
あの時の幼さはすっかり無くなり、本当に立派なお兄ちゃんになっていました。
途中、私に気づいてくれたので軽くガッツポーズをすると、恥ずかしそうに笑顔を返してくれました。
結局、試合が始まるまでは練習やコーチとのミーティングなどで話をする事は一度も出来ませんでした。
そして、待ちに待ったキックオフ。
息子さんと交わした約束は２つ。
１つ目の約束は、この瞬間に果たしてくれました。
そして、２つ目の約束は、ゴールを決める事。
そして・・・
長い試合の終了を告げるホイッスルが鳴りました。
結果は１－０
息子さんのチームは残念ながら負けました。そう、２つ目の約束は果たせませんでした。
試合後、息子さんに「残念やったな」と声をかけた私に対し「ありがとう。でも、点取れんかった・・・」と申し訳なさそうに答える息子さん。
私は「約束、必ず守ってもらうからな」とだけ、息子さんに伝えました。
今回は約束を果たしてもらえませんでしたが、近い将来、必ず約束を果たしてくれる事を期待しています。
約２年前には住宅ローンの返済が出来ずに途方に暮れていたＳさんご家族。
今は家族みんなでサッカーの試合を楽しそうに観戦されている姿と、たくましく立派になった息子さんを見て、安心しました。
それだけで、満足した応援でした。
おわり
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