老後の「こうしたい」にリースバックを活用
こんにちは。
全日本任意売却支援協会の谷口です。
今日はリースバックについてご相談いただいた
田中さん(仮名)についてお話したいと思います。
田中さんは50年以上自宅のある土地に住み続けており、
長年連れ添ったご主人さんを去年亡くしてしまい
現在は一人で年金生活をしておられました。
田中さんには、2人のお子さんがいますが
長男・長女ともに自分の家庭をもっており、
お孫さんも4人と多く一般的な幸せなご家族です。
ただ、
2人ともが遠方の為中々会えず、1人で生活していくにつれて
将来に対しての不安が募り、
さらには、
自身が亡くなった後の自宅をどうするかまで悩まれていたそうです。
終活ということばがあるように
多くの高齢者の方がいなくなった後の家族の事を考え
田中さんの様に相談にこられます。
日本の法律では亡くなった場合、不動産や資産などは子へ相続されます。
ですが、田中さんは長男や長女への相続は考えていませんでした。
実は、
田中さんの長男と長女の仲が悪く、
もし自分がいなくなってしまうと喧嘩になってしまうので
争わないよう相続をしない方向性で、
安全に自分が住み続ける事ができないかと考えていたそうです。
そんな時でした。
田中さんは「リースバック」という言葉を新聞やテレビで知り、
数社に問い合わせをされたそうです。
田中さんの希望は
『自分が最後までここで暮らせるようにしたい』
『固定資産税などの税金がかからないようにしたい』でした。
しかし、他社では、「一定期間の賃貸であれば可能です」「年齢的に希望にはそえない」
と言われ、依頼にはいたっていなかったそうです。
田中さんは半ば諦めながら、当協会にお電話いただきました。
現在、田中さんの希望を叶える形で進めています。
すでに協力したいという投資家の方も手を挙げて下さっています。
「老後資金のために」「相続を避けるために」
皆さんそれぞれに、希望する形は違います。
まずはじっくりお話を伺います。
他社でリースバックを断られたという方も、一度お話を聞かせてください。
おわり
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