任意売却によるリースバックの事例です

皆さん、こんにちは。

任意売却の専門相談員、浜崎です。

 

今回は、任意売却のご相談に来られた、

那須京子さん(仮名)のケースをお話しします。

 

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那須さんは30代という若さでご主人を亡くし、

当時小学生の息子さんの大輝さん(仮名)を

1人で育ててこられました。

 

そして、40代の時にご自宅を購入。

 

購入の際、将来の相続対策として、

当時24歳の息子さんと持分2分の1ずつの

共有で購入されました。

 

 

しかし、相続対策の為に共有で購入した事が

思いもよらない結果を招くことになりました。

 

 

実は、大輝さんがギャンブルにはまってしまい、

約400万円のカードの負債を負ってしまったのです。

 

そして、カード会社から、

自宅の大輝さんの持分2分の1を

競売にかけられてしまいました。

 

 

那須さんは、その時まで大輝さんの

借金には気づかなかったそうです。

 

那須さんは、

任意売却のご相談に来られた時、

自宅の購入の際にもっと大輝さんと話しあって、

単独名義にするか共有名義にするか

深く考えるべきだったとおっしゃっていました。

 

那須さんのご希望は、

リースバックで住み続けたいとのこと。

 

ご相談いただいてから、

私はすぐに投資家さんをご紹介。

 

無事に任意売却に成功し、

リースバック契約が完了しました。

 

これから那須さんは、

投資家さんに家賃を支払う形で

自宅に住み続けることになりました。

 

また、買い戻しの条件も付けての契約なので、

数年後にまとまったお金がご用意出来た時には、

買い戻しも可能です。

 

 

皆さんもご家族のことを思って

相続対策について1度は考えた経験が

あるのではないでしょうか。

 

しかし、共有で所有されている不動産には

今回のケースのようなリスクもあります。

 

もし、持分の競売をかけられて

お困りの方がいらっしゃいましたら

是非ご相談下さい。

 

 

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