離婚にまつわる問題と任意売却

こんにちは、任意売却コンサルタントの松山です。
任意売却のご相談に来られる方の中でも、
もっとも多いご相談内容のひとつが離婚に関わるものです。

 

離婚の際、夫または妻のどちらかが今の家を出て行くからです。

 


離婚する際には、夫婦二人のことだけでなく、
お子さんのこと、お互いの両親のことなど、
たくさんの悩みが出てきます。

 

その悩みの中でも、もっとも大きなものが、
家のことについてです。

 

よく言われるように、
家は人生の中で一番高い買い物です。

 

離婚すると、この家をどう処分するか考えなかればなりません。

 

住宅ローンを組んでまで、せっかく購入したマイホームです。
当然ほとんどの方が、簡単に任意売却で処分することに後ろ向きになります。
仕事で悩み、
離婚で悩み、
マイホームの処分にも悩む・・・

 

これは相当なストレスです。

 

 

しかし、放っておくわけにはいきません。
先日、任意売却のご相談に来られた、横浜市の弓削さん(仮名・46歳)も、
離婚することが決まり、マイホームをどうしようか
悩んで、悩んで、悩んだ末に任意売却を決意していらっしゃいました。
弓削さんが離婚に至ったのは、
会社で昇進したのがきっかけでした。

 

昇進したことが離婚のきっかけ?

 

不思議に思われるかもしれませんが、
昇進したことにより、給料が減ってしまったのです。
弓削さんは、通信機器の販売会社で営業マンとして
勤務されておりました。

 

その営業成績は抜群に良く、
お勤め先の支店では常にトップでした。

 

その活躍が認められた結果、営業部長に昇格。
まさに順風満帆な人生でした。
しかし、部長になった途端、
それまで支給されていたインセンティブ(いわゆる営業手当)が
なくなってしまったのでした。

 

弓削さんは営業成績が良かっただけに、
そのインセンティブによる給料がとても高かったのです。

 

部長に昇格したおかげで基本給は上がったものの、
それ以上に支給されていたインセンティブ分が下がりました・・・。

 

このようなケース、実は少なくないのです。

 

弓削さん場合、月々で約13万円も手取り額が下がりました。
これがきっかけで住宅ローンを返済するのに苦労するようになりました。
さらにお子さんの高校進学にために、さらに出費が増えます。

 

家計はまさに火の車になったのです。

 

それと同時に夫婦仲が悪くなり、
些細なことでケンカが絶えないように・・・
とうとう奥様から離婚を切り出したというわけでした。
奥様はお子さんとともにご実家に帰られ、
家には弓削さんがお一人です・・・。

 

一人だけでは広すぎる家。

 

カーテン

 

毎月ギリギリの状態で住宅ローンを返済することが
苦痛になり任意売却を決意してのでした。
先にも述べましたが、
離婚は夫婦二人だけの問題ではありません。

 

マイホームを所有している方は、
その処分についても相当なストレスを抱えておられます。

 

そうなった時、または、そうなる前に、
一度任意売却のご相談をされてみてはどうでしょうか。

 

離婚前後の住宅ローンの問題は任意売却で解決