税金の滞納で差し押さえ・・・それでも任意売却は可能です

2017/10/25 税金の滞納のこと, リースバックのこと

みなさん、こんにちは。

任意売却の専門相談員の浜崎です。

 

今回は、先日リースバックにより公売を回避することができた

畔上さん（仮名）のお話をします。

 

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畔上さんは、トラックの運転手で、

奥さんと2人のお子さんの4人で一戸建てにお住まいでした。

 

ある日の休日、畔上さんが自宅でくつろいでいると

突然チャイムが鳴りました。

 

チャイムの主は市役所の職員でした。

 

そこで畔上さんは思いもよらない事実を知ることに・・・。

 

 

実は、畔上さんは固定資産税を滞納しており、

市役所が家を差押えした上、公売をかけるため、

家を見に来たというのです。

 

家計の事は今まで奥さんに全て任せっきりにしていたそうです。

 

ご主人は大事な事を内緒にしていた奥さんを責めてしまい、

この事がきっかけで家庭内の雰囲気も悪くなってしまったそうです。

 

そこで、

「家を出ることになれば離婚の可能性が高い。」

「何とか家に住み続けて家族関係を修復したい」と

当協会にご相談いただきました。

 

 

ご相談いただいてからすぐに、

リースバックで購入希望の投資家さんが見つかりました。

 

しかし、市役所の差押えを解除するためには

約200万円を用意する必要があります。

 

投資家さんの提示していただいた条件では、

あと50万円足りません。

 

 

畔上さんが自宅に住み続けられるかどうかは、

市役所を説得出来るかどうかに委ねられました。

 

そして、畔上さんと一緒に市役所の担当者と

話し合うことになりました。

 

 

最初は、200万円全額支払わなければ

差押えを解除しないという返答でしたが、

畔上さんがこの50万円の為に自宅、強いては

家族をも失うということを話しました。

 

結果、まずは150万円を支払えば差押えを解除することで

話がまとまりました。

残り50万円は分割で支払っていくことになりました。

 

 

任意売却をする際に成功するかどうかのポイントととして、

住宅ローン以外の滞納で、差押えがあるかどうかが

大きなポイントになります。

 

最近の役所は、延滞金も含めて全額支払わなければ

差押えを解除しないケースが多いです。

 

しかし、諦めないで交渉すれば、

話に応じてくれる場合もあります。

 

税金の滞納でお困りの方、是非ご相談ください。

 

おわり

税金滞納と差し押さえ

 

 ≪リースバックについてはこちらもご覧ください≫

 

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税金滞納の解決事例

 

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