新たなスタートのために任意売却をした方のお話
みなさん、こんにちは。全日本任意売却支援協会、
任意売却の専門コンサルタント・鈴木です。
W杯から注目を集めるラグビーですが、
11月29日に7人制ラグビーのサクラセブンズが
リオ五輪の出場権を獲得しましたね。
男女ともに五輪の出場権を獲得しましたが、
五輪では初実施となる同競技。
初めてのことは、不安や期待もあると思いますが、
まずは思い切って第一歩を踏み出して、
新たな歴史を切り拓いてもらいたいですね。
さて今回は、先日、任意売却で解決されたTさんのお話をご紹介します。
任意売却のご相談にいらっしゃった際のTさんは、
仕事はしておらず、裁判で離婚が決まり、
住宅ローンを6ヶ月も滞納しているという状況でした。
では、なぜTさんはこのような状況になったのでしょうか。
Tさんは息子さんが生まれた年に、
大阪府内に一戸建てを購入され、
奥様と息子さんと3人で暮らしていました。
しかし購入してから5年後、
転勤が決まり、長野県に単身赴任となったのです。
大阪のご自宅には、長期で休みが取れたときに帰って来るぐらいでした。
単身赴任になってからは、
“妻のために!”“息子のために!”と頑張ることができたのですが、
家族になかなか会えない寂しさからか、ギャンブルにはまってしまい、
さらにカード会社からの借入で遊ぶようになり、
たちまち大阪の自宅の住宅ローンを滞納してしまった・・・とのことでした。
そこに輪をかけるように、会社の業績が悪くなり、給料は激減。
会社からは会社都合での退職を打診されてしまいました・・・。
奥様とは連夜喧嘩になるなど生活も荒れ、
ついに奥様は息子さんを連れて出て行ってしまったのです。
その後、離婚調停となったうえ、
銀行からは自宅の競売の申し立てをされ・・・
泣く思いで全日本任意売却支援協会に問い合わせ頂きました。
ご相談に来られた際のTさんは絞り出すかのような声で、
『もう一度、胸を張って息子と会いたい。』
『もし、任意売却で新しいスタートが切れるのなら、ぜひお願いしたいです。』
との思いを語ってくれました。
依頼をいただいた時点で、
すでに競売になるまであと1ヶ月と時間も限られていたのですが、
すぐに買主を見つけ、銀行との話もまとめて任意売却に成功。
無事に競売を避けることができました。
決済当日、Tさんにお会いした際、
『自宅は失いましたが、新たなスタートを切って、
胸を張って子供に会えるよう頑張ります!』
とおっしゃっていました。
当、全日本任意売却支援協会には、
様々なご状況の方がいらっしゃいます。
私たち任意売却の専門コンサルタントは、
どんな状況でもご相談に応じます。
諦める必要はありません。
共に問題を解決していきましょう。
おわり
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