ご近所からの競売申し立ても任意売却で解決!

みなさんこんにちは。

全日本任意売却支援協会の新井です。

 

今回は、競売の申立てがされ

先日、任意売却で解決出来たばかりの事例のお話です。

 

少し稀な競売の事例ですので、皆さんと共有したいと思います。

 

何が稀かというと、

今回、競売の申立てをして来たのが、近所の住民の方という事です

 

 

 

 

通常、競売の申立てをして来る相手はどこでしょう?

 

 

みささん頭の中で想像されると思いますが、

まず何と言っても銀行ですね。

 

やはり一番多いのは、住宅ローンを借りている金融機関です。

次いで、事業資金を借りている金融機関、最近で言えばマンションの管理組合、

カード会社と言ったところでしょうか。

 

あとは、税金滞納により、役所が行う公売も多いですね。

 

 

ですが、今回は近所の住民の方から競売にかけられたという稀なケースです。

 

 

まずは、競売にかけられた理由ですが、今回のご相談者の息子さんが

自宅の前で石を投げて遊んでいたのがだんだんエスカレートして、

近所の住人の方の車にまで石をぶつけてしまったのです。

 

 

もちろんしてはいけない行為ですが、男の子の子供がする事、

どこでも有り得そうな話でもありますよね。

 

問題はここからです。

 

もちろん近所の方に見つかって子供は怒られ、

親は頭をさげて謝罪し弁償する意向を示す。

 

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これで済めば良かったのですが、

子供が投げた石は近隣5世帯、計5台もの車に当たり、

傷をつけてしまったのです。

 

車に傷

 

顔も知っているご近所同士、

何とか寛大に話合いで解決出来ればなんの問題も無かったのですが、

相手側のお一人は車好きの方で、新車の高級車を購入したばかりの方だったのです。

 

 

相談者である奥様は何度も必死に頭を下げて謝りましたが、相手の怒りは収まらず、

結局許してもらう事は出来ず、5台分の高額な弁償費用を即払えと要求される事となったのです。

 

 

ご相談者は母子家庭で、ご主人を亡くされ女手一つでご主人の形見でもある

この自宅で子供と幸せな生活を普通に送っていたのです。

 

 

数百万円に及んだ弁償額をもちろん要求通り支払える訳もなく、

少しずつ返させて下さいとお願いしていた矢先、

近所の住人5名から自宅を競売にかけられたのです。

 

 

これが、今回の事例の競売になった経緯です。

 

 

もちろん、相手方と相手方弁護士と私で話会いを重ね、

先日無事に全ての問題を解決する事ができましたが、みなさんはどう思われたでしょうか?

 

 

子供がした事だからそこまでしなくても・・・・・

いや、そもそも石を投げた方が悪い・・・・・

 

 

賛否両論、色々とあると思いますが、

今回、私がみなさんと共有しお伝えしたいのは2点あります。

 

1点目は、こういうケースで競売になる事があるという事。

2点目は、こういうケースでも任意売却は出来るという事。

 

こういうケースというのは、競売にかけたのが金融機関でない場合です。

 

 

今回に限らず、私も、今まで金融機関ではない相手方から競売にかけられている

ケースでの任意売却は沢山お手伝いさせてもらいました。

ですが、「相手方が金融機関ではないから、任意売却は出来ないだろう」と

思われている方がほとんどでしたので、

今回の事例を通してどんなケースであっても、解決出来る可能性があるという事を

知ってもらえれば幸いです。

 

おわり

 

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