まさかの競売!?そこから任意売却へ

みなさん、こんにちは。

全日本任意売却支援協会の任意売却コンサルタント新井です。

 

今回は、突然慌てて来社されたAさんの、

任意売却についてお話をしたいと思います。

 

 

今回のAさんと同様の任意売却の事例は、

過去にもあったのでこちらも参考にして頂きたいと思います。

※こちら!

 

 

タイトルの通り、Aさんは「まさかの競売」というやり切れない

思いを抱えて突然、私ども全日本任意売却支援協会に来社されました。

 

「何故、こうなったのか・・・?」

 

それは、たった1回の残高不足により

住宅ローンの引き落としがかからなかった事から始まりました。

 

Aさんは、それまで何の問題もなく住宅ローンの支払っており、

一度も滞納をしたことがありません。

 

Aさんは大手の建設会社に勤めており、

昨年の11月から、約1年間という期間限定で

奥様とお子様2人を連れて、東北地方に転勤をしていました。

 

転勤先での生活では、周辺に金融機関がない為に、

今までほとんど使った事の無いクレジットカードを

使用していたみたいです。

 

引き落とし口座は住宅ローンと同じ口座。

 

カードに慣れていないAさんは、

残高が不足している事に気がつかなかったのです。

 

当然、残高が不足している訳ですから住宅ローンの

引き落としが出来ないという事態になっていたのです。

 

転勤中、郵便物を実家に転送していたAさん。

 

銀行からの郵便物も届いていたのは事実だったみたいですが、

高齢のご両親も特に何も心配する事もないと

開封せずに取ってあったとの事でした。

 

そして9月、転勤から戻ったAさんを

待っていたのはあまりにも受け入れ難い現実でした。

 

おびただしい催促や督促の手紙・・・

 

何があったのか分からず、慌てて手紙の差出人である保証会社

(住宅ローンを借りている銀行の子会社)へと連絡をしたAさん。

 

そこで、その保証会社の担当者から言われたのは

「住宅ローンの残りを全額一括で返すか、競売以外はもう無理ですね。」

 

もちろん納得がいかないAさんは、詳しく説明を受ける為に、

金融機関の担当に会いに行かれたそうです。

 

しかし・・・・・

 

どんなに事情を説明しても、「ルールですから」「決まりごとですから」

と全く聞く耳を持ってくれなかったとの事でした。

 

そして、途方に暮れたAさんは金融機関に行ったその帰りに、

当、全日本任意売却支援協会のホームページを見て、

そのまま奥様と来社されたのです。

 

私はすぐに金融機関に任意売却をする旨を話しましたので、

競売をストップしてもらう事が可能となりました。

 

そして現在は、家族がそのまま住み続けられる

「セール&リースバック」という任意売却の

手続きの最終段階を迎えようとしています。

 

Aさんご夫婦の表情にもずいぶんと笑顔が戻り、

安心していただいています。

 

冒頭にも述べましたが、今回のAさんと

同様のケースは過去に数件も事例があります。

 

「まさか!!」

 

と思うような理由も本当に沢山あります。

 

「このような場合はどうだろう?」と思う節がありましたら、

全日本任意売却支援協会の任意売却コンサルタントまで、

お気軽にご相談下さい。

 

 

おわり