税金滞納・・・知らないうちに公売?

みなさん、こんにちは。全日本任意売却支援協会
任意売却の専門コンサルタント・谷口です。

 

今回、お話しさせていただくのは、
競売とは違い、公売になってしまったTさんについてです。

 

Tさんは大阪市内のマンションで、
ご家族と暮らしていましたが、
離婚を理由にTさんお一人が家を出る事になりました。

 

その後、家の名義はTさんのままで、
奥さんとお子さんが住宅ローンを支払いながら
このマンションに住んでいました。

 

しばらくたったある日、
突然、奥さんのもとに役所の方が、
税金の滞納があるため、差し押さえしています。

 

「滞納している税金を一括で納付しないと公売にかけます。」と、
書類を持って訪問されたとのこと。

 

 

奥さんは、突然のことでパニックになりながらも、
「どうにかなる方法はないですか?」と問いかけましたが、
役所は「一括で納税して頂くしか方法はありません。」と一言。

 

職員

 

 

しかも、請求された税金の額は約30年分にもなっており、
延滞税を合わせるとなんと約700万円にもなっていました。

 

奥さんは、これだけ多額の請求をされてはどうする事もできず、
インターネットで全日本任意売却支援協会を知り、
勇気を出してお越しくださいました。

 

ご相談に来られた奥さんと娘さんは、
「追い出されては住む場所がなくなる・・・。」と、
不安に押しつぶされそうな様子。

 

実は、役所は何度も督促を出していたものの、
すべて離婚したTさんの元へ送られていました。

 

しかし、Tさんは奥さんへ連絡をしていなかったそうです。

 

結果、奥さんは税金を滞納している事にまったく気付かず
突然その事実を知るかたちになったのです。

 

お二人のご希望は「なんとか住み続けたい。」

 

その希望を叶えるため、
じっくりお話し、あらゆる解決方法を考えました。

 

任意売却なら希望が叶えられそうです。

 

一通りご説明すると奥さんと娘さんから、
「安心しました。本当に来て良かったです。」
と感謝の言葉をいただきました。

 

公売とは、滞納税庁が国税徴収法に基づき、
滞納税金の回収のために差し押さえた財産を、
換価するための手続きのことです。

 

ご相談者の中には、住宅ローンは滞納をしていなくても、
固定資産税等の税金を滞納していて、
自分でも気付かないうちに公売にかかってしまうケースが
あります。

 

もし、思い当たる節があれば誰かに相談してください。

 

相談できる人がいなければ、
私たち任意売却の専門コンサルタントにお話をお聞かせください。

 

安心して生活する環境を作るために私たちがいます。

 

おわり

 

税金滞納と差し押さえ

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