離婚と任意売却について

こんにちは、
任意売却の専門コンサルタントの浜崎です。

全日本任意売却支援協会には、
離婚協議中の方からの相談も多くいただいております。

今回は、離婚と任意売却の相談をいただいた方から、
アンケートを送っていただきましたので、
ご紹介させていただきます。

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神奈川県にお住まいの富永さん(仮名)からのメッセージです。

富永さんは元々外資系の保険会社に勤めており、
かなり高額の年収でした。

そして数年前、富永さんはキャリアアップを目指して、
経営コンサルティング会社へ転職しました。

しかし、予想に反して年収が上がらず、
年収は前職の約半分に・・・。

また、新しい仕事では全国に数多くのクライアントを抱え、
毎日国内を飛び回っており、その忙しさゆえ、
家族と過ごす時間がほとんど無くなってしまいました。

奥様は、ご主人がほとんど家に居ない中で、
必死に二人の子供を育てながらパートで家計を支えて来ましたが、
ついにその生活も我慢の限界に達し別居に。

そして、夫婦で話し合った結果、離婚をすることになりました。

離婚に際しては、共有名義の自宅を処分することが必要で、
残債務が発生すれば、公平に半分づつの負担にするという事になったそうです。

富永さんは、当協会に相談にいらした時も、
多忙なスケジュールの合間で、
離婚協議も自分で対応する時間がないという事でしたので、
全日本任意売却支援協会で提携しております離婚専門の弁護士もご紹介しました。

そして、担当になった弁護士とも連携しながら、
出来るだけ早く、高い価格で任意売却を進めることになりました。

富永さんの自宅はマンションで、
1階の角にあり、広い専用庭の付いたお部屋です。

マンション自体はしっかりした造りで、お部屋の間取りや内装も
悪くはなかったのですが、地域の評判が悪いところでした。

外部からわざわざ入居する人も少なく、地元の方にとっては
治安があまり良くないということで避けられるような場所。

一般のお客様に紹介もしましたが、やはり厳しい反応でした。

そこで、今回は出来るだけ良い条件で購入してくれる
不動産会社を探すことにしました。

広く探した結果、購入希望者は見つかり、
銀行との話し合いもまとめることに成功。

富永さんの引越費用も捻出できました。

別居中の奥様ともお話をしましたが、
現在は実家に戻り、ご両親の協力を得ながら、
二人のお子さんと平穏に暮らしているとのことです。

今回、奥様も無事に任意売却が出来たことで、
懸案だった家の問題が片付き、
「ホッとしています。」とおっしゃっていました。

富永さんは、任意売却で住宅ローンの大部分を返済できたので、
残りのローン返済が楽になったと喜んでいました。

少し余裕が出た分は、
養育費に回してお子さんの為に使いたいそうです。

離婚の問題だけでもかなり大変ですが、
それに自宅の問題が重なると、大変なストレスになります。

全日本任意売却支援協会では、
そのような離婚と自宅の問題を抱えて困っている方
からの相談も受け付けております。

おわり

 

 

離婚前後の住宅ローンの問題は任意売却で解決