競売3日前に任意売却が成立したケース(前)

こんにちは、任意売却コンサルタントの浜崎です。

 

来月6月は私の誕生月ですが、娘も同じ6月生まれなので、

メインイベントは娘の誕生日になり、私の誕生日はおまけです。

同じような境遇のお父さんは世の中にいっぱいいるのではと思います。

 

さて、よく最初の相談時に皆様からお聞きする話で、最初に任意売却を

お願いした会社では話が全く進まなかったという場合があります。

 

 

理由は様々ですが、その会社の対応の仕方をお聞きするとやはり

経験値の差が大きいのではないかと思います。

 

今回は他社で半年以上任意売却活動をしたが全く売却できず、

当協会に切り替えてから入札間際で任意売却が出来たお客様を

ご紹介させていただきます。

 

東京都某市にお住いの内村さん(仮名)は、飲料メーカーの営業マンとして

長年頑張ってきました。しかし、娘さんが生まれたのをきっかけに、家族のため

より歩合給の取れる不動産業の営業に転職をしました。

 

不動産の営業マン

 

当初はアベノミクスで景気も良く、順調に成績も伸びたので、前職より多くの

給料をもらうことが出来ました。

 

そして転職して数年後、家族の念願だったマイホームも購入できたのです。

物心ついた娘さんは自分の家と自分の部屋が持てたことに大喜びしたそうです。

 

ところが、マイホームを購入した後頃から景気も次第に悪くなり、

多かった歩合給も次第に少なくなってきました。

 

それでも何とかローンを払うために、奥さんもパートに出て家計を

必死で支えました。

 

ある時、どうしてもローンの支払いに困った内村さんは、消費者金融の

カードローンでお金を借りました。

 

カードローン

 

そのお金で住宅ローンを支払ったのです。

 

その時は、助かったと思ったのですが、それからは困るたびにカードローン

を利用する癖がつき、気づいたら借入額がもう返せない金額になってしまって

いました。

 

当然住宅ローンも払えなくなり、窓口が銀行から保証会社へと移った後、ローンの

全額返済を求められました。

 

困った内村さんはインターネットで色々調べていくうちに

任意売却で自宅を売却しローンを返す方法があることを知りました。

 

そしていくつかの会社を見つけ、その内の1社に連絡を取りました。

 

その会社で任意売却をスタートした内村さんでしたが、最初は数件の内見があった

にもかかわらず、その後はパッタリと内見が止まり、気づいたら販売を開始してから

5カ月が経過していました。

 

保証会社からはこれ以上は待てないので、競売も同時に始めるとの連絡を受けて、

不安になった内村さんはもう一度任意売却をしてくれる会社を探し直すことにしました。

 

最初、内村さんから相談をいただいた時は、相場以上の金額で販売活動

をしている印象でした。

 

築年数も新しいですが、周辺の同等のマンション相場より高かったので、

金額が相当になれば任意売却は出来るはずだと私は確信しました。

 

しかし、問題は住宅ローン以外にも管理費等、固定資産税、健康保険料を

かなりの金額滞納しており、その差押も入っていたのでその解除が一筋縄

ではいかないという事でした。

 

▽つづき▽

競売3日前に任意売却が成立したケース(後)

 

任意売却とは

≪任意売却に関するページ≫

  1. 任意売却のデメリット
  2. 任意売却の費用
  3. 任意売却後の残債務について
  4. 任意売却によるリースバックで住み続ける

≪任意売却Q&A≫

  1. 住宅ローン以外に、複数の借入れがあります。任意売却はできますか?
  2. 手元に現金が無くて引越しもできません。それでも任意売却は可能ですか?
  3. すでに他社へ任意売却を依頼していますが、相談してもいいですか?