脱サラして始めたお店が閉店に。リースバックで再起をはかる!

皆さん、こんにちは。全日本任意売却支援協会の中井です。

 

昨日より、全国高校野球選手権大会が始まりました。

記念すべき100回目の夏の大会…。

どんなドラマが生まれるのか、楽しみですね。

 

今回は、滋賀県にお住いのHさん(40代後半・男性)のお話です。

 

 

パン屋

 

Hさんは、30代前半でサラリーマンを退職し、ご夫婦の夢だった

パン屋さんを、ご自宅で始められました。

 

サラリーマン時代に貯めたお金でご自宅を改装し、小さなパン屋さんを

始めた時は、毎日楽しくて仕方がなかったそうです。

 

客足が順調に伸び、自信を得たHさんご夫婦は数年後、

「もっと店舗を大きくしたい」と考えるようになり、

ご自宅から少し離れた場所に空き店舗を見つけ、新たにその場所で

始められました。

 

新たな店舗は、最初の店舗より倍以上の広さで、好きなパンをたくさん

焼くことも陳列することもでき、Hさん夫婦は「将来はカフェスペースも

作れるようになればいいね」と夢は膨らむばかりでした。

 

新しいお店でも、順調に客足は伸び、お二人は朝早くから夜まで

頑張って働いていました。

 

しかし、今から約1年半前のある日、ご主人の体に異変が起き、倒れてしまったのです。

 

幸い、命はとりとめたものの、長期の入院とリハビリが必要になり、

Hさんご夫婦は、目の前が真っ暗になってしまったそうです。

 

社会人になったばかりの一人娘のYさんも、Hさんの世話やお店のことを

手伝ってくれましたが、奥様一人では、お店を続けていくことが困難になり、

閉店すること…。

 

その後、奥様もパートに出られて、何とか家計のやりくりをされていましたが、

残っている住宅ローンを返すのが苦しくなり、滞納をしてしまった6月下旬、

当協会にご家族3人でご相談に来られました。

 

 

Hさんは、「私はまだ働くことができません。妻や娘にこれ以上お金のことで

辛い思いをさせたくないので、家を売りたいと考えています」とおっしゃいました。

 

これに対して娘さんは「父がもっと元気になったら、もう一度自宅でパン屋さんを

始めてほしいと思っています。何とかこのまま住み続ける方法はありませんか」と

言われたのです。

 

娘さんのお気持ちに、Hさんご夫婦はもちろん、私たちも胸が熱くなりました。

 

Hさんご家族は、一旦、投資家の方に買ってもらいそのまま住み続ける方法を

選択されました。

 

この方法は、家賃を支払って住み続けることもできますし、

将来、投資家の方から買い戻すことも出来るので、当協会にご相談に来られる方が

よく選ばれる方法です。

 

今回のHさんの場合も、将来娘さんが買い戻すことも視野に入れ、

現在、投資家の方と交渉している最中です。

 

 

今回のご相談のように、突然支払いが苦しくなるケースは本当に多いです。

自分だけとは思わずに、思い切ってご相談ください。

 

 

お盆休み前の今週は、連日朝から夕方まで、ご相談のご予約が

数多く入っておりますが、まだ空いている時間帯もございます。

 

ご相談を考えている方は、一度電話かメールでお日にちとお時間を

ご指定ください。

 

 

※お盆休みは8月11日~15日になります。

 

終わり

リースバック

 

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