お子さんの授業料のためのリースバック(前)

全日本任意売却支援協会の鈴木です。

急に寒くなってきて、体調管理には気を使います。

 

今回の相談内容は、今年に入ってから問い合わせや相談を

たくさんいただくことになったリースバックの相談のお話です。

 

 

 

先日ご相談に来られた箭内さん(仮名)は、お子さんの進学についてお悩みでした。

実は、リースバックのお問合せで多いのが、お子さんの学費に関するものなのです。

 

箭内さんはご夫婦で相談に来られました。

ご主人は運送業の運転手さん。

 

トラック運転手

 

ご主人は、仕事熱心な人で、(あまり良いこととは言えませんが)

長年、休日出勤や残業など問わず働きづめだったそうです。

 

 

しかし昨年、道路運送法及び貨物自動車運送事業法の一部改正により

労働条件や勤務時間が大幅に見直されたようです。

 

それに伴い、残業がなくなり、毎月の収入が大きく減少

 

法律の改正そのものは、今まで過酷な労働を強いられていた労働者の

安全・安心のため改正されたものです。

しかし、箭内さん一家にとっては収入減に直結した出来事となったのです。

 

箭内さんは、 住宅ローンを組まれており、

これまで、住宅ローンの返済も遅れることなく、

繰り上げ返済も積極的に行ってきました。

 

そのため、毎月の返済額はさほど多くありませんでした。

 

ただ、収入が減ったことによって、2人の娘さんの教育費が

大きな負担となりました。

 

娘さんは2人とも私立の高校に進学していました。

入学金や授業料などの費用も安くはありませんが、

2人ともどうしても行きたい学校だった為、

親としては、子どもの夢を叶えてあげたかったそうです。

 

 

長女の方は、来年学校の授業の一環として

3ヶ月の留学が予定されています。

 

ご主人の収入が大幅に減ったという事もあり

来年の2人の授業料が精一杯で、

留学の費用の捻出がかなり厳しいとのことでした。

 

銀行・消費者金融・クレジットカードなどから

借入れも考えたそうですが、金利・利息が高すぎる為、

返済が厳しくなることは目に見えています。

 

箭内さんの両親・親戚に援助も考えたようですが

みなさん年金暮らしのため、

お金のことで迷惑をかけられないとのことでした。

 

箭内さんは、悩みに悩み、

あらゆる方法を調べてお電話頂いたそうです。

 

 

長くなったので、続きは次回のブログで

お話します。

 

(つづく)

 

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