自己破産をしつつリースバックで住み続ける

こんにちは。全日本任意売却支援協会の小野です。

 

自己破産を検討しているのですが、リースバックは出来るのでしょうか?

という質問から、今回の相談者さんとのお付き合いが始まりました。

 

 

 

住み続ける

 

佐々木美恵子さん(仮名)は、埼玉県にお住まいの会社員。

夫は自営業で、一生懸命働いていたものの、

1年前に母親が倒れてから、入院費用がかさみ、

半年前にその母親が亡くなると、葬儀費用が膨らみ、

予想外の支出を強いられてしまいました。

 

足りない部分を消費者金融からお金を借り、

その返済のために、また違う所から借りて返してを繰り返すうち、

延滞金もついて総返済額が1200万円にまでなってしまいました。

 

毎日、毎日、美恵子さんと夫とで

どうしたら良いのか、今後どうすべきなのかを話し合ったそうです。

そして出した結論は、自己破産してリセットしようというものでした。

 

しかし、お二人には、中学1年生のお子さんがいました。

自己破産した上に、関係のない子供にまで迷惑をかけたくない、

というのがお二人の本音でした。

 

「自己破産はしたいが、家に住み続けたい。

こんな状態で希望を言えるとはおこがましいのですが、

何とかなりませんでしょうか?」

 

自己破産とリースバックの両立です。

一口に書くととても簡単そうですが、

予想通りいくつもの高いハードルがありました。

 

一般のご相談者であれば、道のりが長すぎて、

途中であきらめてしまうようなことでも、

佐々木さんはあきらめず、一生懸命ついてきてくれました。

 

何度も投資家さんが家を訪れては、

協力いただけず、

また違う投資家さんが訪れてを繰り返して、

ようやく、家賃との妥協点で折り合いをつけられる投資家さんが現れました。

 

後日、この期間のことを伺いましたが、

やはり、「子供のために頑張れた」そうです。

子を思う親子の心は、偉大だなと感じました。

 

さて、ともあれ、

投資家さんが見つかり、家賃との折り合いがつけられて、

家にも住めるようになり、

そして、今、自己破産のために弁護士さんとお話をしているところです。

 

当ブログには、色々な手法や、

こうしたら解決できますという事例がいっぱい載っていますが、

最終的には、やはり、なんとか解決したいという思いの強さが

一番大切なのではないかと、思わせてくれました。

 

おわり

リースバック

 

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