住宅ローンと老後破綻

みなさん、こんにちは。
全日本任意売却支援協会、任意売却コンサルタントの鈴木です。

 

年末を向かえ、みなさん忙しくされてると思いますが、
今年の悩みは、今年中に解決してはどうでしょうか?

 

今回ご紹介させていただくお話は、
定年を迎えられ、収入が減り、
今までの住宅ローンの返済金額では
支払いが厳しくなりそうな方からの相談です。

 

いわゆる老後破綻の問題です。

 

実はここ数ヶ月、この老後破綻を懸念した相談が増えています。

 

二十数年前、バブルの影響と国の政策もあり、
住宅の購入がしやすい時代がありました。

その頃の金利は現在とは大きく違い、
3%~4.5%と非常に高い金利で住宅ローンを組まれていました。

 

もちろんその頃の皆さんの収入も、
現在のそれと比べると高く、また、ボーナスもよかったせいか、
高い金利でも十分返済できていました。

しかし、ここ数年は、不景気のせいもあり、
また、デフレの影響もあり、収入は激減。

デフレで物価は下がり、所得も減ったのに、
住宅ローンの支払い額は変わらない。

 

まして、定年を迎え再就職もままならず、
年金だけでは住宅ローンの支払いは厳しい・・・。

といった状況の方が非常に増えてきているのです。

 

住宅ローンを組まれた当初は、
30年払いや、35年の支払い、

長いけど、なんとかなるか・・・と思われたでしょうね。

あと数年の支払いだし・・・と思い、
かなり無理されている方も多いと思います。

 

でも、よくよく考えるとお子さんも独立して、
一戸建てのご自宅の場合、2階は全然使ってない。
また、マンションの場合なら、2部屋は全然使ってない・・・などなど。

 

このような状況の方が沢山おられるのです。

 

では、あと数年とはいえ、
身体をこわすほど無理して返済するのか・・・

または、住宅ローンの返済の為に、
親族から借金をしたり、クレジットカードで借入れしたり、
消費者金融からの借入れで返済をする・・・

など、通常ならば、
無謀な返済をしていることに気づくようなことも、
いざこういった状況になると冷静さを失われていることが多いようです。

 

今の状況を、一度冷静に判断するために、
難しいかもしれませんが、
お子さんやご兄弟、または、ご両親に相談されてみてはどうでしょうか。

 

誰かに相談すると、
きっと気持ちもすっきりしますし、冷静な判断も出来ると思います。

 

もし、相談しにくいようでしたら、
私たちにお気軽にお電話くださいね。

 

終わり

 

~老後破産(破綻)について~

 

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