亡き兄のためが・・・住宅ローン滞納から任意売却へ
みなさんこんにちは。
任意売却コンサルタントの生山です。
さて、当、全日本任意売却支援協会に
ご相談いただいた武田さん(仮名)のお話をさせていただきます。
今から８年前、武田さんは大手企業にお勤めでした。
奥さんを若い時に亡くし、再婚はされず１人で暮らしていました。
そんなある日、武田さんのお兄さんがお亡くなりになりました。
悲しんでいるのも束の間・・・
武田さんの義理のお姉さん吉野美奈子さん(仮名)から
主人を亡くして生活が出来ないという相談がありました。
武田さんはかわいそうに思い美奈子さんと
その息子さん吉野裕介さん(仮名)の生活の面倒を
見ることになりました。
こうして、武田さんと義理の姉、美奈子さん
美奈子さんの息子、裕介さんの３人で暮らすことになりました。
武田さんの甥にあたる裕介さんは当時４０歳でしたが
ウツ病を患っており仕事も出来ず、治療代を武田さんが
負担することになりました。
その後、武田さんは定年を迎えられ年金生活になりましたが
３人で生活するのに貯金を取り崩しついには
消費者金融に借り入れをすることになってしまいました。
借金が１００万円にふくれ上がってしまったところで
私ども、全日本任意売却支援協会に
ご相談をいただきました。
来月から住宅ローンが支払えなくなることや義理の
姉、美奈子さんから小遣いを上げて欲しいとせがまれていることなど、
誰にも相談できず途方に暮れていた頃にインターネットで
当、全日本任意売却支援協会を見つけ、任意売却のことを知られたそうです。
善意でした行動により武田さん一人が負担を負うことになり、
どうしていいか分からない状況になってしまいました。
武田さんはしきりに「情けない」と口にされていましたが
困っている人がいて手を差し伸べるのは人として立派な行為だと思います。
ただし、住宅ローンを支払うために消費者金融で
より高い金利の借り入れをしてもその場しのぎで
問題の解決にはなりません。
武田さんにはこれ以上、消費者金融での
借り入れをしないことを約束し、これから任意売却して
問題を解決していくことになりました。
なんとか任意売却で解決できる様、今一緒に進めています。
またの機会があれば本人が特定できない範囲で、
武田さんの解決した近況をお知らせできると思います。
みなさんも収支のバランスが崩れてきたと感じたら
まずはご相談ください。
終わり
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