ギリギリの競売回避
こんにちは、任意売却コンサルタントの浜崎です。
全日本任意売却支援協会には、他社に依頼していたが任意売却が上手くいかず、
当協会へ再度依頼される方も多くおられます。
その他社の中には、大手不動産会社であったり、地元で何十年も営業している
不動産会社もありますが、必ずしも任意売却の扱いが多いわけではないのが実情です。
今回は、他社に依頼していたが、時間が無く任意売却が出来ないと言われ、
藁をもつかむ思いで当協会へ相談にお見えになった方より、無事任意売却後、
アンケートを送っていただきましたので、ご紹介させていただきます。
神奈川県にお住まいの宮部由布子さん（仮名）からのメッセージです。
宮部さんは現在70代で、同じ70代のご主人と一緒に長年地元で
建設業を営んできました。
根っから商売人の宮部さんは自らが代表となって営業をこなし、
現場は職人のご主人に任せて来ました。
地元密着で沢山の仕事を丁寧にこなし、一時期はとても順調でした。
しかし、リーマンショック以降、次第に景気の悪化から受注も減り、
何とかやり繰りを続けてきましたが、とうとう会社を存続させることも
出来なくなってしまいました。
一緒に仕事をしていた40代の息子さんも家族の生活費を稼ぐ為に、
実家の建設会社を辞め、他社に再就職して今は頑張っています。
会社の運転資金調達のため、担保提供していた宮部さんの自宅兼事務所も
次第に支払いが滞り、とうとう競売にかけられてしまいました。
宮部さんは当初、何とか自宅を守ろうと地元の不動産会社に相談に行きました。
ところが、地元の不動産会社は任意売却の経験が浅く、
競売中のご自宅をどうすれば守れるか分からなかったそうです。
そして、その不動産会社は入札まで時間がなくなった頃、
ついに銀行が任意売却は出来ないと言っていますと断りを入れて来たそうです。
困惑した宮部さんはインターネットで当協会のことを知り、
藁にもすがる思いで電話しました。
相談時には入札まであと1ヶ月半の時間しかなく、
とにかく早く進めることが必要でした。
すぐに銀行の担当者に連絡し、まずは任意売却が本当に出来ないのか
確認を行ったところ、前の業者とはそんな話はしておらず、
任意売却は可能との事でした。
私の報告を聞いた宮部さんはホッと安堵の表情を浮かべられました。
そして、
「あのまま地元業者の言うことを鵜呑みにしていたら大変なことになっていた。」
宮部さんはそう自分に言い聞かせていました。
そして、銀行2社との粘り強い話し合いの結果、
何とか妥当な金額での応諾を了承いただき、すぐに買主を探すことになりました。
結果として、宮部さんの親戚の方が援助してくれることになり、
その方へ売却することができました。
そして、引渡し日は何と開札日のわずか2日前でした。
宮部さんはその親戚の方から家を賃貸して、
今まで通り自宅に住むことが出来ています。
引渡しの日、皆に今までの苦労を語る宮部さんがとても嬉しそうでした。
「自宅が競売になる、または競売になってしまった時、
いったいどこに相談すれば良いのか全く分からなかった。」
これは、宮部さんがおっしゃっていたことですが、
実は当協会に相談に来られた方の9割以上の方が言われることです。
皆さん、同じように悩んで苦しんで、
どこに相談してよいのか分からない状態で、勇気を出してお問合せ頂きます。
最初は言いづらいかも知れませんが、私達相談員は、
毎日同じように住宅ローンやお金の問題で苦しんでいる方々のお話を聞いています。
決して遠慮や恥ずかしいといった気持ちは持たないで下さい。
今困っている事と、希望だけ教えていただければ、必ず解決する方法はあります。
宮部さんのように入札まで時間が無くても、解決する方もいます。
ご相談、ご対応に費用はかかりませんので、まずはお電話ください。
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