なぜ、今、リースバックなのか? 自宅編

全日本任意売却支援協会の松山です。

 

インターネットのニュースで、

自宅のリースバックについての記事をよく見るようになりました。

 

なぜ、リースバックは注目されているのでしょうか?

 

今回はその理由と自宅をリースバックする場合の注意点を解説します。

 

 

 

20170721

 

自宅をリースバックする理由には次のようなものがあります。

 

①老後のためにお金がほしい

②住宅ローンを滞納しているが子どものために住み続けたい

③競売になってしまう前になんとかしたい

④住宅ローンや税金の支払いから解放されたい

 

これらは実際にリースバックをした方々からお聞きした結果です。

 

共通して言えることは、「お金に余裕がない」ということです。

お金に余裕があればリースバックをする必要はありません。

 

通常、住宅ローンの返済が止まってしまうと、

銀行は半年後を目途に競売を実行します。

これは、ローンを回収するためにやむを得ず実行するものです。

 

そこで、競売にならないために、かつ、

それまで通り住み続けるために、リースバックをするのです。

 

 

 

次に、自宅をリースバックする際の注意点を解説します。

一番の注意点は、「家賃が支払える金額か?」ということです。

 

現在の住宅ローンの返済額が毎月10万円だとします。

 

その10万円の返済が苦しいのでリースバックしたにもかかわらず、

リースバック後の毎月の家賃が10万円だとしたら、競売を避けることには

成功したものの依然として生活は苦しいままです。

 

 

そのため、毎月の家賃の支払い額についても

よく考えていただくべきなのです。

できることなら、当協会の専門相談員のような専門家の意見を

聞いていただくのが良いでしょう。

 

 

その他の注意点としては、以下があります。

①「いつまで住む予定か?」を、おおよそ想定しておくこと。

②買戻しをご希望の場合は、いつ頃を目途に買い戻すか想定しておくこと。

 

どちらも未来のことなので、あくまで想定です。

しかし、概して想定している人のほうがその通りに実現しています。

 

 

特に、買い戻す時期については、

想定しておくほうがその目標に向けて頑張れるものです。

 

 

以上のことからも、決して無理はせず、

できる範囲でリースバックを検討していただければと思います。

 

おわり

 

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