なぜ、今、リースバックなのか？ 自社ビル編
全日本任意売却支援協会の松山です。
非常に多くの経営者の方々から
「自社ビルをリースバックしたい」というご相談をいただきます。
なぜ、自社ビルをリースバックしたいと考えるのでしょうか？
自社ビルをリースバックする理由。
それは、”キャッシュフローの改善”のためです。
自社ビルをリースバックするということは、自社ビルを売却するということです。
売却すると、現金が入ってきます。（キャッシュインフローと言います）
この資金で、債務を減らすことができ、
また、新しい事業展開をすることもできますね。
最近の活用事例としては、
あのシャープやソニーが資金繰りのために自社ビルをリースバックしました。
また、将来的に買い戻すことも可能です。
例えば、「リースバックをしたことにより資金繰りが改善され、
事業が軌道に乗ったので5年後に買い戻す。」ということが可能になるのです。
多くの会社経営者の方が、資金繰りに頭を悩ませています。
特に、中小零細企業の場合は今の資金繰り次第で倒産ということもあり得る状況です。
「今、資金があれば、これからの事業が上手くいくのに・・・」
「この仕入れができれば、売り上げが上がるはず・・・」
実際、このようなお話をたくさんいただきます。
経営者のみなさんにとっては、
今の資金繰りがそのまま今後の会社の未来に関わるのだと思います。
また、経営者の方々は自宅を担保に銀行から事業資金を
借り入れているケースが多くあります。
そのため、自宅を守るためにリースバックをする方もたくさんいらっしゃいます。
どういうことかと言うと、資金繰りが悪化して銀行への返済が
ストップしてしまうと、担保となっている自宅を競売にされてしまう恐れがあるのです。
そうならないように、自宅をリースバックするのです。
いずれにしても、一度シミュレーションすると良いかもしれません。
事前に「こうなりそうだ」ということを知っておくと、ずいぶんストレスも減ることでしょう。
おわり
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