リースバックが選ばれる理由
こんにちは。
一般社団法人 全日本任意売却支援協会の松山です。
事業をされている方からも
「リースバックをしたい」というご相談をいただきます。
リースバックは個人の自宅のみならず、工場、店舗、ビルなど
事業用の不動産も利用が可能です。
最近の有名な事例ですと、
シャープが2016年3月に行ったリースバックです。
大阪市にある本社ビルをニトリに売却、また、その向かいの田辺ビル
(液晶事業部門などが入っている)をNTT都市開発に売却しました。
その金額は、合計でおよそ188億円です。
これにより、約148億円が売却益となりました。
本社ビルは単純に売却。
田辺ビルは売却後すぐに賃貸契約をしてそのまま入居。
その後に買い戻しました。
シャープの他には・・・
ソニーが2013年に東京・大崎駅前の本社ビルをおよそ1,111億円で
リースバックをしていますね。
売却とともに5年間の賃貸契約を締結してそのままオフィスとして使用しています。
パナソニックが同じく2013年に「パナソニック東京汐留ビル」と
その敷地をおよそ500億円でリースバックをしています。
こちらは10年間の賃貸契約を結び、そのまま使用しています。
いずれも、貸借対照表の健全化、手元資金を調達する目的だったと言われています。
これらはニュースになるほどの大きなリースバック例ですが、
個人事業主の方もリースバックを利用して、そのまま事業を継続する例は
非常に多くあります。
例えば、1階が店舗・2階が自宅になっているので建物を、
リースバックしてそのまま1階の店舗を営業を続ける、または、
倉庫としている建物をリースバックでそのまま賃貸として使用するなど、
その活用方法は広くあります。
「手元に事業資金を作りたい」
「早めに取引先への支払いをしたい」
これらのご要望にぴったりと言えます。
ここ数年で一般的になったリースバック。
一度検討してみてはどうでしょうか。
おわり
リースバック 関連ページ
住み続ける方法(リースバック) Q&A
- 売却しても借入れは残りそうですが、住み続けられますか?
- 子どもの中学卒業までなんとか住み続けられますか?
- 高齢のためローンのない家をリースバックで住み続けたい。
- リースバックをすると不動産の所有者の名義はどうなりますか?
- リースバックの家賃はどうやって決まるんですか?