離婚をきっかけに任意売却された方の事例
皆さん、こんにちは
全日本任意売却支援協会の中井です。
離婚をするので任意売却をしたいという相談が、多くなってきています。
離婚後、別々に住むことになるので、なるべく負担を減らしたいと
考えるのは当然だと思います。
今回ご紹介するHさんも、自営で工事業をされていましたが、
業績の悪化に伴い、住宅ローンを支払えない月も出てきていました。
お金のことで、奥様と喧嘩をすることが多くなってきており、
胃の痛む日々が続いていました。
Hさんは、これ以上、喧嘩をしている姿をお子さんに見せたくないとの思いから、
離婚を決意されました。
お子さんの学校のことを考え、当初は住み続ける方向で
話し合いをされていたようですが、住宅ローンの金額が約16万円と高く、
固定資産税などの税金もかかることから、売却をすることを決意され、
当協会に相談に来られました。
Hさんの希望は、引越費用が欲しいということでした。
競売の申し立て前ということもあり、早い段階で協力してくれる
投資家の方が見つかり、奥様とお子さんの引越費用だけではなく、
Hさん本人の引越費用も少し捻出することができました。
決済時、「離婚をすることになりましたが、元妻と子供の近くにアパートを
見つけることができ、時折会う約束も出来ています。
子供が自分の行きたい学校に行けるように、仕事を頑張っていきたいと思います」
と笑顔でおっしゃっていました。
結婚の何倍も神経を使うのが離婚だと言われています。
離婚時に住宅のことはそのままにされる方が多いと思いますが、
少しでもローンの支払いに不安がある方は、一度きちんと話し合いをし、
任意売却という選択も考えてみてください。