リースバックに成功した任意売却の事例です
みなさん、こんにちは。
任意売却の専門相談の松山です。
近年、一人暮らし高齢者の方が増加傾向にあると
内閣府のホームページにて記載されています。
特に女性単独で住む方の割合が、
男性に比べて多いのが実情です。
私たちに寄せられるご相談者においても、
女性一人で住宅ローンの支払いが厳しくなり、
生活が行き詰まるケースがよくあります。
今回お話しさせていただく任意売却の事例は、
畑中さん(仮名・女性)についてです。
畑中さんは、
ご両親と三人で暮らしていく事を考えて、一戸建てを購入。
お父様と一緒に住宅ローンを支払う事を前提に
月々の返済額を10万円に設定しました。
家族で一緒に過ごす家を持てた事により
楽しく幸せに暮らしていたそうです。
その後、ご両親が他界。
寂しく感じながらもなんとか生活をしていました。
しかし、状況が一変していく事に・・・
長年勤めていた会社が不景気により倒産してしまったのです。
急な出来事でビックリしてしまい、
状況を整理するのに時間がかかったそうです。
このままではいけないと思った畑中さんは、
長年勤めたお仕事のノウハウを生かして独立したそうです。
しかし、経営は上手くいかず、
生活費を確保するのに、貯金を切り崩す毎日で、
不安が増すばかり。
収入がほとんど無いため、パートを掛け持ちして、
なんとか生活していく必要最低限のお金を稼ぐことで
毎日ギリギリだったとのことです。
そして次第に住宅ローンを滞納。
借入先の金融機関から競売を申し立てされるまで
誰にも相談出来ず、一人でお金の悩みを抱えていました。
心身共に疲れが溜まり、
このままでは駄目だと思った畑中さんは、
私たち全日本任意売却支援協会をホームページで見つけて
すぐさまご相談に来られました。
畑中さんは涙を浮かべながら
「このような事態を誰に相談していいか解らず、そして友人や知人にはどうしても言えなかったんです・・・」と呟かれました。
私が「今まで本当に大変でしたね。なぜここまで頑張ってこれたのですか?」と尋ねると、
「両親との思い出が詰まったこの家を、なんとしても手放したくなくて、仕事も掛け持ちをしてなんとか頑張ろうとしてきました。」
「でも、このような状態になってしまい、それでもなんとか任意売却で住み続けられる可能性が1%でもあればと思い相談に来ました・・・」
そこで私たちは、
任意売却で住み続けることが出来るように、
協力してくれる投資家を募りました。
いわゆるリースバックです。
そして2月後、
金融機関との話もまとまり、無事に任意売却が成立しました。
そして、住み続ける為に協力してくれる投資家も見つかり、
リースッバック契約をしました。
畑中さんは、今も思い出が詰まった家で生活をしています。
畑中さんから昨日お電話をいただきました。
『このまま住み続けられることが出来て本当に感謝しています。』
『素晴らしいお仕事をされていますね。』とおっしゃっていただきまして、
私たちも本当に嬉しい気持ちになりました。
一人で悩んでいては、解決は遠くなります。
お気軽にご相談ください。
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